香港繁華街の高層ビルで火災、一時150人が取り残される

香港繁華街の高層ビルで火災、一時150人が取り残される
12月15日、香港の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)で、レストランやオフィスなどが入居する39階建ての高層ビル「ワールド・トレード・センター」で火災が発生し、13人が負傷した。ワールド・トレード・センターの現場鵜金で撮影(2021年 ロイター/Lam Yik)
[香港 15日 ロイター] - 香港の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)で15日、レストランやオフィスなどが入居する39階建ての高層ビル「ワールド・トレード・センター」で火災が発生し、13人が負傷した。
一時、屋上に150人前後が取り残されたが、消防署の消火活動で鎮火した。警察・消防が明らかにした。
地元メディアによると、低層階の機械室から出火し、外壁を覆っていた竹で組んだ足場に燃え移った。
火災を受けて、買い物客や会社員はビルの外に避難。付近の大通りは封鎖された。
放送局のRTHKが警察関係者の話として伝えたところによると、煙が充満したレストランにいた約100人は最上階の39階に避難した。
出火原因は明らかになっていない。

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