アルメニア、EU加盟を検討 ロシアと関係悪化

EU、経済安全保障と防衛で共同借り入れを検討すべき=スペイン
 スペインのクエルポ経済相は12日、欧州連合(EU)は経済安全保障と防衛分野に投資する財源を確保するため、共同借り入れを検討すべきとの見解を示した。ブリュッセルで2021年7月撮影(2024年 ロイター/Yves Herman)
[9日 ロイター] - 旧ソ連アルメニアのミルゾヤン外相は8日、欧州連合(EU)への加盟を検討していると明らかにした。同国はロシアとの関係が悪化する中、欧米諸国との関係強化に動いている。
ミルゾヤン氏はトルコのテレビ局TRTワールドとのインタビューで「アルメニアでは現在、多くの新しい機会が議論されており、その中にはEU加盟も含まれている」と述べた。
2018年の革命で発足したパシニャン政権は、欧米諸国との関係を深め、従来の同盟国であるロシアは不満を示している。
パシニャン首相は、ロシアが自身の政権を弱体化させようとしていると批判している。先月には、ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」への参加を凍結したと明らかにした。 もっと見る

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