米北東部に冬の嵐、NYでも大雪 航空便に遅延・欠航

米北東部に冬の嵐、NYでも大雪 航空便に遅延・欠航
2月13日、米北東部は冬の嵐に見舞われ、ニューイングランド地方の一部で30センチ以上の積雪を記録した。ニューヨーク市も少なくとも2年ぶりの大雪となった。ニュージャージー州で13日撮影(2024年 ロイター/Eduardo Munoz)
[13日 ロイター] - 米北東部は13日、冬の嵐に見舞われ、ニューイングランド地方の一部で30センチ以上の積雪を記録した。ニューヨーク市も少なくとも2年ぶりの大雪となった。
ニューヨーク市北部からニューイングランド地方南部では約1300万人が現地時間午後7時まで冬の嵐の警報の対象となった。米国立気象局(NWS)によると、最大風速約27メートルの強風が吹いた。
停電状況追跡サイト「パワーアウテージ・ドット・US」によると、ペンシルベニア州、ニュージャージー州、ウェストバージニア州では約13万世帯が停電。学校も対面授業が中止され、ニューヨーク市では約100万人の生徒が遠隔授業を受けた。
航空機の運航情報を提供するフライトアウェア・ドット・コムによると、ニューヨークのラガーディア空港、ボストン・ローガン国際空港、ニューアーク・リバティ国際空港では1100便以上が遅延や欠航となった。
マサチューセッツ州のある花屋は13日にバレンタインデーの花の配達を全てキャンセル。ニューヨーク市周辺は昼過ぎには雪がやみ、場所によって8─20センチの積雪が観測された。市内のある店ではそりやシャベルが売り切れたという。

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