eGroupWare の spellchecker.php の任意のシェルコマンドの実行

high Nessus プラグイン ID 45023

概要

リモート Web サーバーには、任意のコマンドを実行するよう悪用される可能性がある CGI スクリプトが含まれています。

説明

リモート Web サーバーにホストされているバージョンの eGroupWare は、シェルに渡す前に「spellchecker.php」スクリプトの「aspell_path」および/または「spellchecker_lang」パラメーターに対するユーザー指定の入力をサニタイズできません。

認証されていないリモートの攻撃者がこれらの問題を利用して、Web サーバーを動作させている権限の対象になる任意のコマンドを実行する可能性があります。

注意:このインストールにはクロスサイトスクリプティングの脆弱性もありそうですが、Nessus ではそれを確認していません。

ソリューション

eGroupWare 1.6.003 / eGroupWare version EPL 9.1.20100309 / 9.2.20100309 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.cybsec.com/vuln/cybsec_advisory_2010_0303_egroupware_.pdf

http://www.egroupware.org/news?category_id=95&item=93

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 45023

ファイル名: egroupware_spellchecker_cmd_exec.nasl

バージョン: 1.16

タイプ: remote

ファミリー: CGI abuses

公開日: 2010/3/10

更新日: 2022/4/11

設定: 徹底したチェックを有効にする

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:egroupware:egroupware

必要な KB アイテム: www/egroupware

除外される KB アイテム: Settings/disable_cgi_scanning

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

Nessus によりエクスプロイト済み: true

パッチ公開日: 2010/3/9

脆弱性公開日: 2010/3/9

参照情報

CVE: CVE-2010-3313

BID: 38609, 38794

SECUNIA: 38859