【活用ガイド】

JVNDB-2008-002886

eGroupWare で使用される KSES におけるクロスサイトスクリプティング攻撃を実行される脆弱性

概要

eGroupWare、Moodle およびその他の製品で使用される KSES の phpgwapi/inc/class.kses.inc.php の_bad_protocol_once 関数には、HTML フィルタを回避され、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


EGroupware
  • EGroupware 1.4.0013 未満
Moodle
  • Moodle 1.8.5 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された URL プロトコルを含む文字列を介して、HTML フィルタを回避され、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

EGroupware Moodle
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1502
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1502
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2008/03/25
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26