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生田斗真、戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々の登場に
大阪・道頓堀に集まった5000人のファン熱狂!
『予告犯』公開直前イベントレポート

生田斗真が大阪・道頓堀とんぼりリバーウォークで行われた自身の最新主演映画『予告犯』の公開直前イベント、題して「予告やん!」に、共演する戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々とともに参加した。6月1日、14時半を越えたころ、特別ラッピングを施した船が道頓堀川に出現し、紙ふぶきが派手に舞う中、生田ら5人のメインキャストが船上に登場。ホームページにて観覧を申し込んだ800人の熱狂的ファンほか、最終的には5000人ほどの観客が集まり、道頓堀周辺は大歓声に包まれた。

過去には、トム・クルーズ、トニー・レオン、その他にも桑田佳祐やウルフルズなども登場したことがある、ゲリライベントの聖地とも言える道頓堀。
 

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生田「(会場に着くまで船内に隠れていたので)こんなに人がいらっしゃるとは露知らず。こんなド派手なイベント大阪でしかできないと思います。船から見える景色が壮観です!」
 
戸田「大阪に来ると必ず通る場所(橋)ですけど、自分がここ(船)に立っていることがなんだか恥ずかしくもありますがやっぱり嬉しいです。見たことない景色ですし、楽しい!」
 
鈴木「僕はこの映画の中で関西弁を喋る関西人の役です。大阪に今日来れることを本当に楽しみにしておりました! 戎橋はよく通りますが、橋の下を船で通るというのはテンションあがりますね」
 
濱田「人の多さにびっくりしてます。(会場に着くまで船内に隠れていたので)全然気づいていませんでしたが、グリコの看板とかある有名な場所ですよね? 貴重な経験になりました」
 

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荒川「やっぱ好きやねん~(と急に歌い始め、ドンキホーテの観覧車が止まってるのを見て)残念。動いてたら乗りたかった」
 
と、挨拶を兼ねて大阪人であってもなかなか見ることがない川から見上げる道頓堀の景色について、感想を述べた。5人の内、戸田と鈴木は関西出身だが、それぞれに関西についての印象を聞くと――
 
生田「関西はお客さんの熱気に圧倒されます。こんなに歓迎してもらえて嬉しいです。このイベントは本当に関西でしかできない関西ならではのものだなと思います」
 
観客(拍手!)
 
戸田「関西は友達もいますし、帰ってきた安心感とワクワク感があります」
 
観客(「おかえりー!」と大声援)
 
鈴木「関西は人のリアクションとかが直接的で気持ちがいい。船に乗り込むときに生田くんを見た子どもが大声で「やっば!いくたとーまや!やっば!」と騒いでて、こういうのも関西ならではな気がします」
 
観客(その子どもと握手をしたことも明かされ、「えー!」と本気で子どもを羨ましがる人も)
 
荒川「(大阪を)第二の故郷だと思っています。僕は元気だよ!」
 
観客(爆笑)
 

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濱田「360度周りを囲まれて、どこを見ればいいのか困りますね(照笑)」
 
観客(あちらこちらから「こっちこっち!」「こっち見て!」と声が飛び交い大騒ぎ)
 
船上でトークするキャストらに観客らは川岸から話しかけたり呼びかけたり。これも大阪ならではと言えそうだ。
 
4月21日に東京で行われた完成披露試写会で、タイトルにちなみ、様々な"予告”をした彼ら。
 
「映画が公開される6月6日の舞台挨拶で司会をやります」と予告した生田は、このイベント最中も勝手に動き回る濱田を指差し「こういう自由な役者もオレがさばいていくぜ!」と意気込んでいた。
 
「身長を2センチ伸ばす」と予告した戸田は、実現のために整体に通っているとのこと。
 
「歌手デビューする!」と予告した鈴木は、「僕は約束は守る男です。何もしてませんがオリジナルソングでデビューしたい」とコメント。それを受け生田は「亮平ちゃんの歌は聴いたことないけどド下手だったら面白いな」と笑顔を見せた。
 
「映画をいっぱい宣伝するぞ」と予告した濱田は、「(映画の)存在を知ってもらうのが一番大事なので、あることないこと言いまくってます。マライア・キャリーが主題歌を歌っているとか。歌ってないですけどね、嘘ばっかりついています。今日も頑張ります!」と胸を張った。
 
「6月6日までに結婚します」と予告した荒川は、「(相手を探しに)今晩、十三辺り行こうかな」と話し、会場の笑いを誘った。
 
その後、司会者から「映画のPRを関西弁で!」とオーダーが。
 
「では、まず荒川さんから」と振られた荒川は「(関西弁で)なんでワシからやねん!」と早速関西弁を使用。しかし、戸田から「イントネーションがイマイチ!」とツッコまれ、即座に「なんでやねん!」と返すも、観客らの反応もイマイチ。「しょうがないですよ。九州の男ですから」と困り顔を見せつつ、散々悩んだ挙句「つ、つ、つらがまえがええと思うわ!」とPRした。
 
次の濱田は関西弁を放棄し「とっても面白い映画になってますのでよろしくお願いします! あとは、歌うゴリラから関西弁でPRしてもらいましょう」と、歌うゴリラ(?)こと鈴木にバトンタッチ。
 
鈴木もノリノリで「どうも歌うゴリラ、鈴木亮平やで! 生田斗真めちゃめちゃかっこええで!」とPRした。
 
それを聞いていた戸田は「(関西弁で)歌うゴリラ、ちゃんと宣伝してほしい。生田斗真が映画の中でかっこええのは当たり前やん。映画の中身の話せな。女から見てもいいなって思うほど、男たちの絆が熱くて、青春映画ではないけど青春群像劇みたいになってて、彼らに感情移入してしまうと思う」としっかりPR。
 
最後のオチを頼まれた生田は思わず標準語で「自信を持ってお届けできる映画になりました」と真剣な表情で話し出すも周りから総ツッコミ。「自信を持ってお届けできる映画やで」と言い直す場面も。「本当に観て損はない映画です。みなさんの期待以上の映画に必ずなっていると思います」と自信たっぷりな様子でPRした。
 
そして最後に生田から「こんな豪華なイベントをしていただいて本当にありがとうございます。映画『予告犯』どうぞよろしくお願いします!(最後だけ関西弁で)今日はほんまにありがとう!」とメッセージを送り、イベントを終了した。
 
 
映画『予告犯』は、2011年から2013年8月まで「ジャンプ改」にて連載され、インターネット社会で巻きおこる戦慄のテロリズムを描いた内容が反響を呼んだ同名マンガを『白ゆき姫殺人事件』『ゴールデンスランバー』の中村義洋監督が映画化したもの。突如ネット動画上に降臨し、世間を欺く企業や会社に容赦なく制裁を予告のもと加えていく謎の男と彼を追うエリート女性捜査官の攻防戦を描き出す。6月6日(土)より、TOHOシネマズ梅田ほかにて公開される。



(2015年6月 1日更新)


Check
左から、戸田恵梨香、濱田岳
左から、荒川良々、鈴木亮平

Movie Data





©2015映画「予告犯」製作委員会 ©筒井哲也/集英社

『予告犯」』

●6月6日(土)より、
 TOHOシネマズ梅田ほかにて公開

【公式サイト】
http://yokoku-han.jp/

【ぴあ映画生活サイト】
http://cinema.pia.co.jp/title/165911/