Plamo Linux 1.3とカーネル2.0.40

Linux

今使ったらかなりギャップがあって面白かった。
Software Design '98年12月号 のCD-ROMに収録。今から9年前。
CD-ROM1枚で、AT用と98用の両方を収録。
ブートローダはgrubではなくてlilo
gccのバージョンは2.95あたりかと思っていたが、さらに予想を下回り2.7.2.3
libcは5。互換性のためか、さらにlibc4もある。
カーネルは2.0.35。
最小カーネルを作るときでも、デフォルトがa.outなので Compile kernel as ELF -- if your GCC is ELF-GCC のチェックだけは必要。
付属のカーネルソースをコンパイルしてみるが、undefined reference to 'get_wchan'のエラーでとまる。
カーネル2.0.40のソースをとってくる。bz2の方の圧縮ファイルで5.83MB。
wgetがない。w3mもないがlynxがある。
bzip2はあったが、tarはまだjオプションがない。
2.0.40の方は最後までコンパイル出来た。vmlinuxが401938バイト、bzImageが160589バイト
zImageもはじめて作ってみたけど、160589バイトでサイズは変わらなかった。diffをとると中身は違う。
busybox1.3.2をコンパイルしようとしたが、target pattern contains no '%'というエラー。makeのバージョンが古すぎそう。

カーネル2.0.40のDocumentation/Changesファイルより

- Kernel modules	 2.0.0
- PPP daemon		 2.2.0f
- Dynamic linker (ld.so) 1.7.14
- GNU CC		 2.7.2.1
- Binutils		 2.8.1.0.23
- Linux C Library	 Stable:  5.2.18, Beta:  5.4.33
- Linux C++ Library	 2.7.2.1
- Termcap		 2.0.8
- Procps		 1.01
- Gpm			 1.10
- SysVinit		 2.64
- Util-linux		 2.5
- Mount                  2.5p
- Net-tools              1.32-alpha
- Kbd                    0.91

Note that it is _very_ unlikely that you will be able to compile the
2.0 kernel with gcc-3.x or binutils 2.9.x, and even if it compiles, it
might not work properly.