明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

ハヤテのごとく!第175話:ハルに咲いた出会い

正直今週は咲夜好きにすべてを丸投げしたい気がします(挨拶)
などという戯言はさておき、今週のハヤテのごとく!第175話「『人生に必要な人とはだいたい出会うようにできている』そーゆー時には勇気ある一歩を!!」の感想です。
今週のサブタイトルの元ネタはわかりませんが、このサブタイトルの中身はもしかして畑先生の経験則でしょうか。とすると、畑先生にとって久米田先生は必要な人で、畑先生が勇気ある一歩を踏み出したから今の師弟関係があるということでしょうか?つまり、久米田先生と畑先生の出会いは必然…!そう考えるとある意味深い言葉です。

170回を越える物語でおそらく初めての主人公視点でない時間遡及

いきなり数週間前というモノローグから始まる今週のハヤテのごとく!です。こういった手法はどんなマンガでも使われている手法ですがしかし、ハヤテではおそらく初めての展開であると思います。しかも、主人公がメインではなさそうな導入です。これまた初めて。
もうすでに170回、3年半近く連載されているマンガです。そんなマンガでこの展開が初めてとか…なんというか、畑先生のこだわりを感じますね。
下田編の頃から時間を遡及して描くということがちょっとずつあり、少しずつ増えてきているような気がしないでもなかったですがしかし、こういったことがこれからも頻繁にあるとはなかなか思えないのがハヤテのごとく!というマンガなんじゃないかと思います。

冒頭から咲夜のBU☆RA☆MO☆RO

というわけで、咲夜が巻田と国枝という久しぶりに出番のきた愛沢家の執事を呼ぶところからスタートする今週、いきなり畑先生のお色気攻勢がやってきました。






咲夜のブラチラ、いや違うブラモロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!




作中人物でも1、2を争う戦力*1を持つ咲夜は、あててんのよ」したり*2とかブラ紐がチラっと見えたり*3ということはありましたが、下着がモロに出てくるのは初めてです。もう、すばらしいですね。これであたしはご飯3杯イケそうです。


それはさておき、お年頃の女の子がいくら自分の執事とはいえ男性の前に上半身ブラのみで現れるのはやっぱりよくありません。執事はそう考えます。いやそう考えないと危険。ということで二人の執事は専属のメイドさんを雇うことを提案するのですがあっさり咲夜に却下されるのでした。

ナギに悩殺を提案する*4など、色気があることを自覚している様子が見受けられる咲夜ですが、自分にずっと仕えてきた巻田と国枝は対象外だからか気にしないようです。


なんとうらやましい奴ら…。しかし、二人の境遇に自分がおかれたらうれしいとか眼福とか思わないで、この二人のような反応をするんでしょうね。もう親みたいな心境でしょう。

咲夜専属メイドを探すプロジェクト

画期的プロジェクトということでやってきたのはメイドカフェ、その名も「サク☆ニャン」。何というか…咲夜じゃなくても[これはひどい]なーんて付けてしまいそうになる名前ですが、要するにこの愛沢家が運営するメイドカフェで働くメイドさんから咲夜の専属メイドを探しましょうというプロジェクトのようです。



あんまりすぎて言葉が出てきません。

春風千桜愛沢咲夜、出会いはモニター越し。

別室モニターでひとまずメイドさんたちの働きっぷりを観察する咲夜ですが、いまいちピンと来る子が来ない。そんな中現れたのは



春風千桜・白皇学院生徒会書記。制服を着てメガネをかけると冷静さが前面に押し出される女の子、それが彼女です。
基本的にマジメですので、咲夜はお気に召さない様子。明るくて元気で自分が吹き出すくらいおもしろくないと納得しないのです。さすがはお嬢さま。気むずかしいですね。


しかし…!!







あの………この人…………………。ということで、咲夜噴き出しました。

それにしても相変わらずのすごい変化です。これはきっと、千桜は変身することでメイドさんになるに違いないのです!!だって比較すると

変身前 変身後

こんなに違うんですよ!?これはもう、変身しているとしか思えません。

咲夜はメイドを雇う事に対して気が進まない

咲夜はどうしてもメイドを雇いたくないのではないか。
今回巻田と国枝がメイドを雇うことを提案してから、咲夜はずっといろいろな理由を付けてはそれを避けようとしていました。それは何故なのかについて触れられていませんでしたが、三千院家にやってきてハヤテを雇ったナギにむけて放った言葉がそれだったのではないかと考えます。すなわち




「赤の他人」。それがおそらく咲夜が気にしている一番の理由なのでしょう。今回冒頭の方でも「赤の他人につきまとわれても気が休まらない」と言っていましたが、それだけではなく、「赤の他人」が自分と一緒にいることに対して抵抗があったのでしょう。その心情は我々庶民にもわかりやすいものです。咲夜が庶民派お嬢さまであるという一つの証左ではないでしょうか。

それにしても、こう問われたナギの言葉が深いですね。

ナギ 「その日…運命に出会ったのだ!」

赤面するナギがかわいいです。

なんとなく訪れたゲーセンでついに直接出会う咲夜と千桜

ナギの言葉を受けてなのか、なんとなく訪れたゲーセンでガンシューティングにコインを投入した咲夜。やったことないのにどうしようと思ったところで現れたのは千桜でした。そしてプレイ方法を解説する千桜はかなりやり込んでいるようです。やっぱり千桜はあたしたち側の人間*5
さて、いよいよプレイ開始というところで「初めてだからすぐ死ぬかも」と申し訳なさそうに笑う咲夜。かわいいですねー。そんな咲夜に対して千桜が放った一言、それは…








ちょwwww綾波風ってwwwwwwwwww

千桜のこれは自覚がないクセらしいですが、しかしこれが咲夜には効果があって千桜は咲夜の専属メイドになりました。そんな今週。

*1:おっぱいの大きさ

*2:65話(7巻2話)「それはD食2のように雪原を進むミッション」

*3:やっぱり65話。あと109話(11巻2話)「鷺ノ宮家の一族」。

*4:74話(7巻11話)「姉は一級相談士」

*5:153話(15巻2話)「遠き山に日は落ちて谷にも落ちて」で、ナギにガンダムネタを無意識のうちに振るというネタがありました。→参照