玄妙(ゲンミョウ)とは？意味や使い方

デジタル大辞泉「玄妙」の意味・読み・例文・類語

［名・形動］道理や技芸などが、奥深く微妙なこと。趣が深くすぐれていること。また、そのさま。「玄妙な教理」「玄妙な思想」
[派生]げんみょうさ［名］
[類語]不思議・不可思議・不可解・不審・奇妙・面妖めんよう・妙みょう・変へん・異い・謎なぞ・怪かい・奇き・奇異・奇怪・幻怪・怪奇・怪異・神秘・霊妙・霊異・微妙・あやかし・ミステリー・ミステリアス・奇天烈・摩訶不思議・けったい・おかしい

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

〘名詞〙 ( 形動 ) 幽玄で微妙なこと。おもむきが深くすぐれていること。また、そのさま。
1. [初出の実例]「披_レ帙遊_二玄妙_一、弾_レ琴翫_二山水_一」(出典：経国集（827）一〇・帰休独臥寄高雄寺空海上人〈小野岑守〉)
2. 「玄妙ともに忘じきたりて、二相不生のとき証契するなり」(出典：正法眼蔵（1231‐53）説心説性)
3. [その他の文献]〔北史‐芸術伝論〕

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報 | 凡例

幽深にして微妙。〔淮南子、覧冥訓〕夫(そ)れ物

の相ひ應ずる、玄妙深

、知も論ずること能はず、辨も解くこと能はず。

出典　平凡社「普及版字通」普及版字通について　情報