雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす):3月30日~4月4日ごろ
「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」とは、春の訪れを告げる雷が鳴り始めるころという意味で
秋分の初候「雷乃収声」と対になっています。
実は雷は夏の季語で、これから夏に向けて増加していき、秋を迎えると徐々に減っていきます。
そのため、七十二候では春分のこの時季を「雷乃発声」、秋分では「雷乃収声」と表しています。
啓蟄のころに鳴る雷を「虫出雷」と言いますが、この時季に鳴る雷は「春雷」と呼びます。
春雷は、夏の雷とは異なり、ひとつふたつで鳴り止むことが多いそうです。
雷は恐れられるものですが、この時季のものは春を告げるもの、また雨を伴うため恵みを与えるものとして昔の人は歓迎していたそうです。
ただ、日本海低気圧から延びる寒冷前線によって起こることが多く、激しい雨を伴うなど天候は不安定になります。
「寒の戻り」や「花冷え」と呼ばれるように急に冷え込んだり、ひょうや雪が降ることもあるようです。
恵みの雨をもたらす反面、農作物への被害もあるため、農家は不安な日々を過ごすことになりそうです。
最近では気候の変化もあり、春でも夏のような連続した雷が鳴ることもあるようなので、注意してください。
雷は自然が起こす放電現象で、「イカズチ」とも呼ばれます。
イカは厳めしい、ツチは精霊を意味しています。
昔の人は雷のことを神様の仕業、神様そのものだと考えていたようです。
正体もわからず、轟々しく鳴る雷を見ると、そう考えたくなる理由もわかるような気がします。
雷にまつわる言葉は他にもあり、「雷乃収声」では稲妻のことを書きました。
なぜ稲妻というのか、字から想像できる方もいらっしゃると思いますが、答え合わせも兼ねて、ぜひ見てみてください。
今回は雷の写真が撮れなかったので、「雷乃収声」で撮った写真を再度使うことにしました。
きっと近いうちに雷がなってくれるはず。その時になったら写真を入れ替えようと思います。
「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」とは、春の訪れを告げる雷が鳴り始めるころという意味で
秋分の初候「雷乃収声」と対になっています。
実は雷は夏の季語で、これから夏に向けて増加していき、秋を迎えると徐々に減っていきます。
そのため、七十二候では春分のこの時季を「雷乃発声」、秋分では「雷乃収声」と表しています。
啓蟄のころに鳴る雷を「虫出雷」と言いますが、この時季に鳴る雷は「春雷」と呼びます。
春雷は、夏の雷とは異なり、ひとつふたつで鳴り止むことが多いそうです。
雷は恐れられるものですが、この時季のものは春を告げるもの、また雨を伴うため恵みを与えるものとして昔の人は歓迎していたそうです。
ただ、日本海低気圧から延びる寒冷前線によって起こることが多く、激しい雨を伴うなど天候は不安定になります。
「寒の戻り」や「花冷え」と呼ばれるように急に冷え込んだり、ひょうや雪が降ることもあるようです。
恵みの雨をもたらす反面、農作物への被害もあるため、農家は不安な日々を過ごすことになりそうです。
最近では気候の変化もあり、春でも夏のような連続した雷が鳴ることもあるようなので、注意してください。
雷は自然が起こす放電現象で、「イカズチ」とも呼ばれます。
イカは厳めしい、ツチは精霊を意味しています。
昔の人は雷のことを神様の仕業、神様そのものだと考えていたようです。
正体もわからず、轟々しく鳴る雷を見ると、そう考えたくなる理由もわかるような気がします。
雷にまつわる言葉は他にもあり、「雷乃収声」では稲妻のことを書きました。
なぜ稲妻というのか、字から想像できる方もいらっしゃると思いますが、答え合わせも兼ねて、ぜひ見てみてください。
今回は雷の写真が撮れなかったので、「雷乃収声」で撮った写真を再度使うことにしました。
きっと近いうちに雷がなってくれるはず。その時になったら写真を入れ替えようと思います。
旬の食材:わさび菜
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わさび菜はアブラナ科の野菜です。旬は11月から3月までなのでそろそろ終わりです。
わさびのような香りとさわやかな辛み、淵がギザギザのフリル状になっているが特徴です。 内側の柔らかい葉はサラダにしたり、パンにはさんでサンドイッチにするなど生で食べるのがおすすめです。食べる前に氷水に浸すと、シャキシャキとした食感になり、辛味もより味わえます。 外側の葉は固く、加熱しても変色しないので、鍋物やおひたしなどでもおいしくいただけます。 わさび菜にはわさびにも含まれるアリルイソチオシアネートが含まれており、抗癌作用や抗菌作用などに効果があるとされています。買う時はギザギザの先が乾いたり弱って縮れているようなものや、黄色くなっているものは避けるようにしましょう。 |