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2023年09月27日(水曜日)

東海村JCO臨界事故から24年 村長や職員ら100人が黙とう

9月30日に東海村のJCO臨界事故から24年を迎えるのを前に、東海村の職員らおよそ100人が、事故で亡くなった方を悼むため黙祷を捧げました。

JCO臨界事故は1999年9月30日に東海村の核燃料加工施設で起きた国内初めての臨界事故で、ふたりが亡くなり、663人が被爆しました。東海村の山田修村長は職員に向けた訓話で、事故を風化させることがないよう、若い世代に語り継ぐことが大切だと話しました。

東海村役場では、およそ420人いる職員のうち8割にあたる330人が、JCO臨界事故のあとに入庁していて、黙とうや村長の訓話には、事故を経験していない50人が参加しました。

東海村によりますと、村長の訓話を録画したものを後日ほかの職員にも視聴してもらい、事故について考える機会を提供するということです。

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