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「全てが受け手次第。自分がどう思うかで、人生そのものが変わる」。そんな達観した人生観を、田中圭はさらりと口にする。10代でデビューして芸歴を重ね、「おっさんずラブ」で大ブレーク。今やテレビ、映画で顔を見ない日はないくらい。切れ目なく作品が続くが、出演の決め手は「面白そうだな、がダントツ1位。あとはご縁」。規模や主演かどうかは、さほど気にしないそうだ。【勝田友巳/学芸部】
「落ちろ」と思った主人公
公開中の映画「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」も、撮影の1年ほど前、プロデューサーに「一緒にやろう」と声をかけられて、一緒にやれると喜んだ。「撮影の1カ月くらい前に主演だよって言われてエッとなって。規模も小さいと勝手に思っていて、撮影が始まったら人も多いし、手間もかけてる。大作だと気付いてから3日くらい、めっちゃプレッシャーかかりました。うなされるレベルで」と笑う。
実はこの作品、最初はやりにくいと思ったそうだ。…
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