国宝秘仏「執金剛神立像」を特別公開 良弁1250年法要合わせ 東大寺、きょうから /奈良

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実忠和尚像(手前)=奈良市の東大寺ミュージアムで2023年9月30日午後2時18分、上野宏人撮影
実忠和尚像(手前)=奈良市の東大寺ミュージアムで2023年9月30日午後2時18分、上野宏人撮影

 東大寺(奈良市)は1日から、法華堂の秘仏「執金剛神立像(しゅこんごうじんりゅうぞう)」(国宝)を特別公開する。初代別当、良弁(ろうべん)僧正(689~773年)の「1250年御遠忌(ごおんき)法要」(14~16日)に合わせた関連行事で、内覧会が30日にあった。

 執金剛神立像は良弁が拝んでいたとされる奈良時代の塑像で高さ約170センチ。法華堂の本尊、不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)立像(国宝)の後ろの厨子(ずし)に安置されている。良弁忌の12月16日だけ扉が開…

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