PEAR パッケージマネージャの取得とインストール

Windows

PHP をダウンロードしインストールが完了したら、バッチファイルを実行します。 バッチファイルは、c:\php\go-pear.bat にあります (PHP をインストールした場所による)。 セットアップがはじまると質問がいくつか行われ、そこで指定したパスに PEAR パッケージマネージャがインストールされます。

インストールが終了したら、インストールしたフォルダへのパスを PATH 環境変数に追加します。 手動で追加する (スタート > コントロールパネル > システム > 環境変数) か、 PHP のソースディレクトリにある PEAR_ENV.reg を実行 (ダブルクリック) するかしてください。

以上で、Windows のコマンドプロンプトから pear コマンドを使い PEAR パッケージマネージャを実行できるようになります。

PEAR インストールのアップデートを行うには、 http://pear.php.net/go-pear.phar をブラウザで表示してその出力をローカルファイル go-pear.phar に保存します。そして次のコマンドを Windows のコマンドプロンプトで実行してください。

      
php go-pear.phar
      
     

これで、更新処理が開始されます。

php.ini を変更 , したら、ウェブサーバを再起動しなければなりません。

そして PEAR が正常に動作することを確認します

Unix/Linux/BSD

./configure--without-pear オプションを指定しない限り、 PEAR パッケージマネージャは (PHP と共に) インストールされます。

Unix/Linux/BSD ディストリビューションが提供する PHP を使う場合は、 PEAR を別途インストールする必要があるかもしれません。インストール方法については、 それぞれのディストリビューションのドキュメントを参照してください。

パッケージマネージャを再インストールしたい場合は、 次の方法が暫定的に用意されています。

      
$ wget http://pear.php.net/go-pear.phar
$ php go-pear.phar
      
     

コマンドラインブラウザの名前として lynx ではなく links を使用している Linux ディストリビューション (Redhat など) もあります。そのような場合は、 上の行を適宜変更してください。

そして PEAR が正常に動作することを確認します

Mac OS X

Mac OS 10.4 以前のバージョンでは、PEAR パッケージマネージャが既に /usr/bin/pear にインストールされています。

Mac OS 10.5 (Leopard) を使用している場合に 新しくインストールしたり再インストールしたりしたい場合は、 次のコマンドを使用します。

      
$ wget http://pear.php.net/go-pear.phar
$ php -d detect_unicode=0 go-pear.phar
      
     

システム全体で使うためのインストールの場合は、 go-pear スクリプトを管理者権限で実行しなければなりません。 しかしこの方法は、知識のあるユーザーにしかおすすめできません。

       
$ wget http://pear.php.net/go-pear.phar
$ sudo php -d detect_unicode=0 go-pear.phar
       
      

そして PEAR が正常に動作することを確認します

ホスティング環境での PEAR

Web ホスティングプロバイダを使用しており (ローカルログインや Telnet, SSH による) サーバへの直接アクセスができない場合でも、 Web フロントエンドあるいは (S)FTP から PEAR インストーラを使えます。

go-peargo-pear.php という名前で保存し、go-pear.php をあなたのサーバにコピーします。そして、対応する URL (たとえば http://example.com/pear/go-pear.php) をブラウザで開きます。

pear ディレクトリの保護を忘れないようにしましょう。 外部からの読み込みや実行ができないように (つまり、public_html の外部に配置するなど) しておきましょう。

そして PEAR が正常に動作することを確認します