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木蓮 花言葉

木蓮の花言葉には怖い意味がある?花言葉の由来や別名・種類について解説

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春に美しい花を咲かせる木蓮をご存知ですか?木蓮は、落葉広葉樹の植物で、上向きに華を咲かせるのが特徴です。今回の記事では、木蓮の花言葉や由来、木蓮の種類について詳しく解説します。

目次

1.木蓮の花言葉と由来

木蓮の花言葉とその由来について詳しく解説していきます。

1-1.【色別】木蓮の花言葉の意味

【木蓮全般の花言葉】
・自然への愛
・崇高
・高潔な心
・持続性
木蓮全般の花言葉は上記4つです。
『自然への慈しみ』や『高貴』な印象の花言葉と、『持続性』のような、強い生命力をイメージさせる花言葉があるのが特徴です。
ちなみに、木蓮には色別にも花言葉があります。
【白色】
高潔な心・慈悲・荘厳
【紫色】
自然への愛
【ピンク色】
華麗・壮大
木蓮全般の花言葉同様に、上品ながらスピリチュアルな印象の花言葉が並びます。
海外における木蓮の花言葉は、『love of nature(自然への愛)』『nobility(崇高)』『perseverance(忍耐)』『dignity(威厳)』の4つで、日本の花言葉とほぼ同じです。
『perseverance(忍耐)』は日本の花言葉にはないですが、『持続性』と同じような意味と考えて問題ないでしょう。

1-2.木蓮の花言葉の由来

ここからは木蓮の花言葉別に、それぞれの由来について解説していきます。
【自然への愛】
春の植物である木蓮は、開花するとユリのように上に向かって咲きます。
この花の様子が春の訪れを喜び歌っているように見えることから、『自然への愛』と花言葉が付けられました。
【崇高・高潔な心】
これらの花言葉は、木蓮の花の形が蓮(ハス)に似ていることが由来です。
蓮は仏教において、仏の象徴として描かれていることが多いのが特徴。
木蓮もそれにあやかり、『崇高』『高潔な心』の花言葉が付けられました。
【持続性】
モクレン科の植物は化石として発見されたこともあり、恐竜が生存していた時代から自生していたとされています。
古くから生息していたことから『持続性』と花言葉が付けられました。
【威厳・荘厳】
白色の木蓮や海外の花言葉として用いられている『威厳』『荘厳』。
これは、木蓮が細い枝とは裏腹に、ずっしりとしたインパクトのある花を咲かせることが由来となっています。

1-3.木蓮の花言葉に怖い意味がある?

木蓮の花言葉に怖い意味はありません。
しかし、『崇高』『威厳』などの花言葉にきつい印象があるため、中には怖いと感じる人もいるようです。

2.【基本情報】木蓮はどんな花?

ここからは、木蓮の花の特徴や基本情報について詳しく解説します。
【木蓮の基本情報】

2-1.木蓮の特徴

一般的に木蓮というと、紫木蓮(シモクレン)のことを指します。
紫木蓮は、6枚の花弁で内側が白色、外側が紫色をしているのが特徴です。
樹木に花を咲かせる植物なので、基本的に園芸用の植物として親しまれています。
春に開花し、暑さや寒さに強いので育てやすい植物ですが、枝が横に伸びる性質なので植える際は、広い場所を確保する必要があります。
ちなみに、木蓮は古代中国で宮廷の庭園に植えられた歴史があり、高貴な印象の花としても知られています。

2-2.木蓮はいつの誕生花?

モクレンの誕生花は、1月8日、2月19日、5月7日、7月4日で、冬から夏にかけて設定されています。

2-3.木蓮の別名

木蓮には紫の花が多いため、別名『紫木蓮(シモクレン)』と呼ばれます。
英語では『Magnolia(マグノリア)』で、学名でも用いられています。
『Magnolia(マグノリア)』というと、海外では映画のタイトルや、通りの名前としても使われるので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ちなみに紫木蓮(シモクレン)は、『Mulan magnolia』『Purple magnolia』『Lily magnolia』。
白木蓮は『Yulan magnolia』『Lily tree』と呼ばれています。

2-4.木蓮の名前の由来

木蓮は花の形が蓮に似ており、『木に咲く蓮』から木蓮と名付けられました。
『Magnolia(マグノリア)』は、18世紀フランスの植物学者ピエール・マニョルにちなんで、付けられたといわれています。

2-5.木蓮の香り

マグノリアは開花すると、上品で華やかな香りがします。
品種によっては柑橘系のさわやかな香りがするものもありますが、ほんのりと香る程度なのでそこまで強くはないです。

3.木蓮の種類

モクレン属の花は全部で約240種ほどあるといわれていますが、日本で親しまれている種は、数種類とさほど多くありません。
ここでは日本で多く流通している3種類の木蓮を紹介します。

3-1.モクレン(シクモクレン)

紫の花を咲かせるモクレンは、別名シモクレンと呼ばれています。
咲き始めは3月下旬から4月頃で、開花中に葉っぱが育つのも特徴です。
樹高は4〜5mと樹木のなかでは、中くらいの成長をします。

3-2.ハクモクレン

白い花を咲かせるハクモクレンは、モクレン同様に上向きに花を咲かせますが、暗くなると閉じる習性があります。
開花は3月から4月ごろとモクレンより早めで、葉よりも先に花が咲く品種です。
原産地の中国では『望春花』の別名があり、樹高は20mまで成長します。

3-3.コブシ

コブシは日本原産の種。
シモクレンよりも小ぶりで、白い花びらですが中心部分がややピンク色をしています。
開花時期が春であることと、花の色味が桜を思わせるので、『田打ち桜』の別名が付いています。
開花は3月中旬から4月頃で、モクレン同様に開花中に葉が育ちます。
樹高は10〜20mで、園芸から切り花としても馴染みのある品種です。
ちなみにコブシは漢字で『辛夷(中国読みはシンイ)』と書きますが、中国ではシモクレンを指す言葉です。
もともと中国ではモクレンは漢方として扱われており、日本にも薬用として伝わりました。
その後、日本で自生していたコブシをモクレンの代用品として利用した名残で、『辛夷』の漢字が当てられたとされています。

木蓮の花を見て季節の訪れを感じよう!

木蓮は、気品のある見た目とほのかな香りが特徴の花です。
3月〜4月に開花することから、春の訪れを知らせる花として、古くから多くの人に親しまれてきました。
花言葉も、可憐な花の印象に相応しい上品で神聖的なものが多いので、庭植えはもちろん、切り花として飾るのもおすすめです。
木蓮を見かけたら、花言葉とともに季節の訪れを味わってみてくださいね。

まとめ

・木蓮の花言葉は『自然への愛』『崇高』『高潔な心』『持続性』
・木蓮は色によって花言葉が異なる
・木蓮の花言葉に怖い意味はない
・日本で多く出回っている木蓮は『モクレン』『ハクモクレン』『コブシ』の3種類



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