今回もオールド三菱のカタログです
小学生の頃に憧れてた、迫力ある顔つきと、アメリカンなリアフォルムが特徴的だった、ギャランGTOの初期モデルです
カタログから発行年月が探せず、wikiなどで調べた結果なので間違えているかもしれません
まずGTOの名称の由来です
Gran Turismo Omologato
イタリア語でGTレース用ホモロゲーションモデルだそうです
同じように、フェラーリ・250GTOや、ポンティアック・GTOも同じ意味合いだそうです
これは少し違い、グレート・ティーチャーです
70.10月
ギャランGTO(初期モデル)
GTOは70年10月に発売され、当初はSOHC・1.6ℓの4G32型サターンエンジンのみだったそうです
2ヶ月遅れて三菱初のDOHCエンジンのMRが登場しますが、このカタログにMRグレードはないです
程度ですが、悪くないのですが、紙質が柔らかくて、保管には気を遣います
あと、日焼けはご覧のとおりで白い箇所はベージュ化しております
角四灯のテールランプ
前期型のテールランプ、後期は
後期はマスタングを、より意識してるように思いま
ダックテールのトランクリッドと逆スラントノーズがGTOの特徴
インパネ
7連メーターは当時でもかなりな多眼だと思いますが、さらに下にも2連のメーター
ルームミラーの警告灯もかっこいいです
ステアリングがかなりディープコーンなのがこの角度からだと分かります
細いにぎり、太い握りに変えたいところですが、スポークのデザインがよくてためらいそうです
シートはヘッドレスト一体式
リアシートはセリカやサバンナと比べてどうだったんでしょ?
狭く見えますが
MRグレードが出るまではこの1.6OHCエンジンでしたが、100ps仕様と110ps仕様がありました
キャブが2バレルとSUツインの違い
MR(三菱レーシング)はDOHC化で125psでした
ヒップアップクーペと呼ばれたリアのトランクがセリ上がった形状は子供心にカッコよく見えましたね
セリカリフトバックも同様でした
GTOの進化
72年2月 排気量を100ccアップし、1700ccに
テールランプが赤灯2個の間にウインカーが入ります
↓
72.8月 排ガス規制によりDOHCのMR廃止(
販売台数835台
↓
73.1月 マイナーチェンジ
フロントグリルやテールランプの意匠変更
エンジンが2000ccに
MR復活はありませんでしたが、GSRが追加され、MRと同じ125ps、それにオーバーフェンダーが装着されました
しかしながら、74.8月GSRは廃止
↓
75.2月
2度目のマイナーチェンジ
エアダムスカートが装着されました
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76.5月
一部変更
これが最終型となり
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77.7月
生産終了
たったの7年弱の販売期間でしたが、車好きな小学生にはインパクトを与えてもらいました
免許を取った頃には75年頃の改造車とかがギリギリ中古車屋に売ってましたが、底値だったかも
さすがに当時でも旧車然としてて、購入対象にはならず…でした
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2023/02/03 08:29:02