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希少価値の高い金属・白金(プラチナ)とは?貴金属投資の予備知識として金との性質的な特徴や価値の違いを知ろう

希少価値の高い金属・白金(プラチナ)とは?貴金属投資の予備知識として金との性質的な特徴や価値の違いを知ろう

実物資産として、普遍的な価値を持つ金やプラチナなどの貴金属に投資をする方が増えているようです。どちらも限りある資産である金属に変わりはありませんが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
金とプラチナの性質的な特徴を始め、生産量や需要の面から考える価値と価格の違いについてお伝えします。

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金とプラチナそれぞれの特徴を解説

まずは金とプラチナを科学的・物理的視点から見てみましょう。成分や性質、生産地などの観点からそれぞれの特徴をご紹介します。

金の特徴

金は、元素番号79番、元素記号Auで表される金属元素です。人類が最も古くから認識している個体金属で、光沢のある黄色(金色)の美しい見た目をしています。
自然に酸化して腐食することはありません。濃塩酸と濃硝酸を混合した王水という液体でのみ溶解できます。さらに、たとえ溶けたとしても固まれば再び金として生成されます。

純金(24K)は非常にやわらかく展延性に富んでいるため薄く延ばすこともできますが、細かい加工を施すアクセサリーなどには向きません。アクセサリーとして加工する場合は、金をベースに他の金属を混合して作られます。

金の含有量が75%のものを18K、42%のものを10Kと呼びます。配合する金属によって色味も変わるため、色味に合わせて「イエローゴールド」や「ピンクゴールド」などと呼ばれます。

主な生産国は中国・アメリカ・オーストラリア・ロシアなどです。

プラチナの特徴

プラチナは学術的には「白金(はっきん)」が正しい名称ですが、現代の日本においては「プラチナ」という呼称が広く認識されているようです。
元素番号78番の元素で、元素記号はPtです。銀白色の美しく輝く外見を持ち、白い光沢を放っています。
酸に対して強い耐蝕性があり、金と同じく王水以外には溶けない金属としても知られています。

見た目が酷似していることで度々話題になるホワイトゴールド(白色金)は、金をベースに作った合金であるため、単体の金属であるプラチナとはまったくの別物です。

主な生産国は南アフリカ共和国とロシアで、総生産量の7割以上を南アフリカ産が占めています。

金とプラチナのことなる需要について

ゴールドとプラチナインゴット

有史以来、金がこれまで精錬されてきた量は約186,000t、年間産出量は約3,000tなのに対し、プラチナは地上在庫量約5,000t、年間産出量約200tと言われています。
つまりプラチナは金の1/40ほどの量しか地上に存在していない、貴金属の中でも極めて希少な存在ということです。

しかし、その80%が宝飾品に加工される金に対し、プラチナは需要の60%が産業用であり、とりわけ自動車(ディーゼルエンジン車)の排ガス触媒として利用されています。
宝飾品としての需要も30%ほどありますが、そのほとんどが中国と日本の需要です。
海外諸国、特に欧米ではプラチナは工業用貴金属としての認識が強く、美しさを見いだす方や資産として認識している方は少ないと考えられています。

また、プラチナは他の金属に比べて非常に融点が高く、加工が難しい金属でもあります。そのためプラチナは、長らく金属としての希少性が認められていませんでした。金属加工の技術が発達していなかった時代は、加工しやすい銀の方が高い価値で取り引きされていたほどです。
しかし18世紀以降は加工技術の進歩によりプラチナの加工もスムーズに行われるようになり、徐々にその価値を認められるようになりました。
融点が高いということは科学的に安定していることの証でもあるため、宝飾品やアクセサリー以外にも活用されているのです。

金とプラチナの価値とは

金とプラチナ
その希少価値の高さから、プラチナの価格が金の価格を大きく下回るようなことはありませんでした。2008年にはプラチナの価格が一気に高騰し2,000ドルを超え、金価格の2倍以上にもなりましたが、リーマンショック以降暴落します。

その後も上昇と急落を繰り返しますが、2011年以降、金価格がプラチナ価格を上回る逆転現象が起き始めます。そして2015年から現在まで、一定して金の価格がプラチナを上回る「ねじれ状態」にあるようです。

希少価値の高いプラチナが金より高いという常識が覆りつつある理由は、それぞれのニーズの違いが大きいようです。
プラチナは7割近くが工業・産業用として使われているため景気に左右されやすく、株式と同じ動きをする傾向があります。
一方、金は宝飾品としての需要が多いため市場が大きく、安定性が高いのです。景気の影響は受けますが、信用不安やインフレリスクにも強いため、むしろ不景気の時こそ安全資産として買われる傾向があります。

現在金やプラチナの価値が高騰しています。

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白金の名前の由来とホワイトゴールドの関係

白金をそのまま英語にすると「ホワイトゴールド」になることから、ホワイトゴールドを意味する言葉だと勘違いされている方も多いようです。ここでは、白金と間違われやすいホワイトゴールドとの違いをご紹介します。

白金の名前の由来

「白金」という言葉は江戸時代に洋書から翻訳され、それ以来プラチナを指す用語として用いられてきました。プラチナは元素記号「Pt」を持ち、原子番号は78で、日本語表記では「鉑」ともされます。興味深いことに、「金」という文字が使用されていますが、これは金とは何の関係もないのです。宝飾品として使用される場合、耐久性を高めるために通常パラジウムなどと合金化され、含有量は通常千分率(‰)で表現され、例えばPt1000、Pt900、Pt850などの表記があります。ちなみに、千分率では、K18(18金)は750に、K14(14金)は585となります。
合金が日本に入ってきたころは、K18(18金)やK14(14金)においても、色はすべて金色で統一されていました。このため、希少で高価なプラチナを「白金」と呼ぶことに何ら問題はありませんでした。しかし、第一次世界大戦中にロシアからのプラチナの輸入が途絶え、ヨーロッパでホワイトゴールドが登場することとなり、話はやや複雑になりました。

ホワイトゴールドとは?

ホワイトゴールドは、金を主成分とした銀色の合金で、プラチナに比べて価格が手頃で、軽くて硬いため、指輪はもちろん、ブローチ、イヤリング、ピアス、ネックレスなどに適しています。特にブローチの針の鋭さやイヤリングのバネなどは、プラチナよりもはるかに長持ちします。
ホワイトゴールドの製造方法は、例えば、イエローゴールドやピンクゴールドのK18の場合、純金の75%に赤銅など他の金属を25%混ぜて製造します。赤銅などの代わりに、銀色(白色)系の金属としてニッケルを25%混ぜることで、銀色のホワイトゴールドができます。一つの例として、金75:ニッケル14:銅8:亜鉛3の合金比率があります。
ホワイトゴールドと呼ばれていますが、その本来の地色はクリーム色と言えるか、ほんのり黄色がかっています。通常、美しい銀色に仕上げるためには、プラチナよりもやや明るい色合いになるよう、金属であるロジウムによるメッキが施されます。

以上のように、ホワイトゴールドはあくまで金の合金であり、直訳すると「白金」となります。そのため、「ホワイトゴールド = 白金 = プラチナ?」と誤解され、混同されることが現代でも依然に起こっています。このため、昨今は誤解や混乱を避けるために、「白金」という言葉は宝石業界ではほとんど使われなくなっているのです。

金属としての性質の差は、ニーズの違いを生じさせている

金属として性質が大きく異なるため、そもそものニーズが違う金とプラチナ。2015年以降、プラチナと金の価格が逆転した背後には、これら二つの貴金属の主要な用途の違いが存在しています。プラチナは主に工業需要に応えるために利用されるため、世界経済や産業の状況の変動に敏感です。そのため、プラチナの価格は、工業製品への需要が低い場合に減少しやすくなります。
対照的に、金は主にアクセサリーとして利用されることが一般的で、景気の変動に対して比較的安定しています。プラチナが世界的な経済不況や自動車市場の低迷に影響を受けて価格が下落する一方、金は一貫して安定的な価値を保ち続けました。この結果、プラチナはその希少性にもかかわらず、金に比べて低い価格帯で推移しているのです。現代の環境でプラチナの価格が金より安くなってしまうのは当然の成り行きなのかもしれません。

もちろん今後世界景気が回復してくれば、あるいは何らかの新事業でプラチナの需要が増えれば、再びプラチナ価格が金を上回る可能性もあるでしょう。

まとめ

貴金属投資の予備知識として役立つ、白金と金の違いなどについてご紹介しました。白金はプラチナを意味する言葉で、埋蔵量が限られているため本来は金よりも希少価値の高い金属です。しかし、用途の違いにより、現在は金の方が価値の高い金属として知られています。しかし、今後白金の需要が増えれば、金との価値が逆転する可能性もあるでしょう。
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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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