NTTドコモは8日、FOMA携帯電話の新製品「docomo PRO series T-01A」(東芝製)と「F905iBiz」(富士通製)のソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

docomo PRO series T-01A(東芝製)

F905iBiz(富士通製)

T-01Aは、タッチ操作に対応した4.1インチワイドVGA液晶を搭載したスマートフォン。今回発表されたのは、microSDカードへのアクセスのタイミングにより、エラーが発生する場合があるという事象と、紛失時等の遠隔ロックサービス「おまかせロック」のロック解除ができない場合があるという事象。これらを改善するソフトウェアを提供する。ソフトウェア更新にかかる時間は約5分。

なお同端末は、発売後に音声発信で「011」から始まる電話番号に発信すると接続できない事象が確認され、販売を一時中止していた。その後、すでに購入しているユーザーに対して更新ソフトウェアの提供を6月25日に開始。28日から販売を再開している。

F905iBizでは、海外の一部地域において、通話・通信ができない場合があったが、更新ソフトウェアの提供することで、より快適にサービスを利用できるよう品質を改善する。ソフトウェア更新にかかる時間は約17分30秒。