イー・モバイルは10日、EMOBILE通信サービス利用者を対象に、通信速度制御の運用基準を8月24日より改定すると発表した。24時間ごとに300万パケット(366MB)以上の利用したユーザーの通信速度制御を行う。

同社は、「帯域制御の運用基準に関するガイドライン」に基づき、2009年10月1日より通信速度の制御を実施してきた。今回、通信品質および公平性の一層の向上を目的に運用基準を改定する。

これまでは、1カ月で300GB以上の通信を利用したユーザーの翌々月1カ月間の通信速度を制限していた。8月24日からは、24時間ごとに300万パケット(366MB)以上の利用したユーザーの当日21時から翌日2時までの通信速度を制御する。速度制御のみで、通信の切断は行われない。

今回、制御の対象となるのは、EMOBILE通信サービスとして提供される全てのデータ通信サービス。EMモバイルブロードバンド、EMnet、EMチャージ(プリペイドサービス)が対象となる。