NTTドコモは24日、同社スマートフォンでiモードと同じ「@docomo.ne.jp」を使ったメールが利用できる「spモード」の機能を拡充すると発表した。2月1日よりWi-Fi利用時のメール送受信を可能とするほか、オプションサービス「公衆無線LANサービス」の提供を開始する。

Wi-Fi利用時のメール送受信が可能に

今回のサービス拡充により、これまでFOMA接続時のみとなっていたspモードメールの送受信がWi-Fi利用時でも可能となった。ただし、新着メール通知はFOMA経由のみとなるため、FOMA圏外時はWi-Fi利用時においてもメールの自動受信できない(メールの送信および手動による受信は可能)。

同サービスが利用できるのは、Xperia SO-01B/LYNX SH-10B/GALAXY S SC-02B/GALAXY Tab SC-01C/LYNX 3D SH-03C/REGZA Phone T-01Cの6機種。利用するには、2月1日午前9時に提供されるWi-Fi対応版spモードメールアプリをインストール(アップデート)する必要がある。Wi-Fi対応版spモードメールアプリ導入後、Wi-Fi利用設定、Wi-Fiオプションパスワード設定、spモードメールアプリのメール設定を行えば利用できるようになる。

spモード「公衆無線LANサービス」の概要

このほかspモードのオプションサービスとして、最大54Mbpsのデータ通信が利用できる公衆無線LANサービス「公衆無線LANサービス」も提供される。月額使用料315円を支払うことで、空港をはじめ駅やカフェ、ファーストフードなどMzoneで提供している全国3,200エリア、6,800アクセスポイントにて利用でデータ通信が利用可能だ。サービスエリアの詳細は同社Webサイトで確認できる

同サービスが利用できるのは、Xperia SO-01B/LYNX SH-10B/GALAXY S SC-02B/GALAXY Tab SC-01C/LYNX 3D SH-03C/REGZA Phone T-01C/dynapocket T-01B/T-01A/SC-01Bの9機種。申し込みは、全国のドコモショップ、量販店、一般販売店、ドコモ インフォメーションセンターで受け付ける。申込みが完了すると、端末設定で利用する「SSID」「WEPキー」が提供される(spモード各種設定サイトにて確認可能)。

なお、同社が現在実施している「公衆無線LAN新規お申込み無料キャンペーン」の期間中に申し込めば、月額使用料315円が1年間無料になる。キャンペーン受付期間は2月1日から4月30日まで。