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ステレオポニー年内で解散…それぞれの道へ

2012年10月2日 13:01
ステレオポニー年内で解散…それぞれの道へ

 3人組ガールズバンド「ステレオポニー」が年内で解散することが2日、分かった。

 3人は無料音楽スタジオ「あじさい音楽村」の出身で、08年に「ヒトヒラのハナビラ」でデビュー。09年に「あじさい音楽村」の創設者でミュージシャンを目指す若者たちを支援し続けた仲宗根陽(なかそね・ひかる)さんが他界し、そのころからメンバーの音楽に対する思いが明確になり、方向性の違いが出始めたという。
 今年8月にはボーカルのAIMI(22)がのどのポリープ手術を受けるため、バンドとして1カ月の充電期間が設けられた。ベースのNOHANA(23)とドラムのSHIHO(21)は海外に短期音楽留学。この間、3人それぞれが音楽について考え、再集結した時におのおのが本当にやりたいことや進んでいきたい道を話し合い、今回の結論にいたったという。
 3人は解散後もそれぞれ音楽活動を続ける。

 メンバーが公式サイトでコメントを発表。
 AIMI「ステレオポニーのギターボーカルで居られた時間は私の宝物になりました。これからは、それぞれの道に向かって頑張っていきます。心からありがとうございました」。
 NOHANA「最後まで全力でステレオポニーを届けたい。最後まで私らしく、笑顔で楽しみたいです。ステレオポニーに関わってくれた全ての皆様、本当にありがとうございました」。
 SHIHO「ステレオポニーが無くなってしまう事は本当に心が苦しくなりますが、それでも、それぞれがそれぞれの道を真っ直ぐに進んでいくと決意したので、誠に勝手だとは思いますが、これからも私達を見守って頂けたら幸いです」。

 6日のライブ(東京・渋谷クラブクアトロ)でファンに解散を報告するほか、年末に解散ライブを開催する予定という。