シルバーウルフEX

DAIWAのチニングブランドであるシルバーウルフ。そのロッドシリーズにフラッグシップであるシルバーウルフEXが新登場する。シルバーウルフAIRでもかなりの高品質であったが、EXになったことでさらなる進化が加えられているのは間違いなし。ここで詳しく紹介していく。 ［写真］珠玉の2本《シルバーウルフEXシリーズ》のスペックと価格

シルバーウルフEXが至高のチニングゲームを約束

チニングをメインに様々なルアーでクロダイ・キビレを狙っていくシルバーウルフブランド。ロッドにはシルバーウルフ、シルバーウルフMX、シルバーウルフAIRと3つの価格帯が存在している。そして、今回さらなる上のクラスである「シルバーウルフEX」が新登場する。 EXはフラッグシップモデルとしてブランクスに超高感度のSVSナノプラス採用のコンパイルXを組み込み、感度と操作性や曲がりを両立させているのが特徴だ。チニングによくあるのがフッキング時のラインブレイク。このEXは細身でありながら肉厚に高弾性カーボンを巻いてあるので、感度を殺さず、フッキングパワーも持ちながら、同時にしなやかさも持ち合わせている。フッキングによる瞬間的な衝撃に対しても、ロッドが柔軟性を持って対処してくれるのでアワセ切れなどが起こりにくいのだ。 曲がり込む性質はファイト中においても有利に働き、曲がりからの復元力でグイグイと魚を寄せてくることができる。これまでのロッドに比べて、魚を容易に素早く取り込んでいくことが可能だ。 ［写真キャプション］ シルバーウルフシリーズを監修するDAIWAフィールドテスター・森さん。 EXが目指したのは突き抜けて尖ったフラッグシップ。監修者であるチニングエキスパート・もりぞーさん曰く、レーシングカーでありながら誰もが操縦できる乗りやすさを追求したとのこと。特定のシチュエーションだけに特化したものではなく、さまざまな状況に高次元に対応できる懐の深さを持ったのがシルバーウルフEXなのだ。 ◆高級感あふれるデザイン コスメもこだわっており、シルバーアイテムを装着することで高級感をアップ。リールの固定ナットも新設計。ネームまわりにはレインボーカラーの光沢を出すような塗料でコーティングされている。 ◆AGSガイド 元ガイドはコバルト合金のCリングのAGSガイド、トップはシリコナイトのAGSガイドを採用。