K-1王者の軍司泰斗がRISE王者の門口佳佑に薄氷の勝利。「統一したと思っていない。次は僕がRISEに」【K-1】
「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で「K-1vsRISE対抗戦」の5試合が行われた。 両団体は今大会と「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)の2大会に渡り、5試合ずつの10対10の対抗戦を開催。17日の大会ではK-1が3勝2敗で勝ち越している。 この日の対抗戦の第5試合ではK-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)とRISEフェザー級王者の門口佳佑(EX ARES)の現王者同士の対戦が行われ、延長にもつれ込む接戦の末、軍司が判定勝ちを収めた。 1R、オーソドックスの軍司とサウスポーの門口。軍司がローを飛ばすと門口はスイッチを繰り返す。軍司が距離を詰めると門口は右カーフ。軍司は左インロー。軍司はノーモーションの右ストレート。軍司がパンチの連打を放つと門口も応じ、打ち合いに。軍司はボディーにヒザ。門口も押し返しパンチの連打からテンカオ。軍司はガードを固めしのぐと右アッパー。同じく右アッパーを返す門口。足を止めて打ち合う両者。門口が終了際に左ミドルから右ストレート。
2R、門口はオーソドックスでスタート。いきなり右を出す。軍司のローに門口はミドルを返す。門口は前蹴りから前に。スイッチして左ストレートの門口。軍司は圧をかけて右ストレート。詰めてヒザの軍司。門口はサウスポーから左ストレート。オーソにスイッチした門口に軍司がパンチをまとめる。門口がボディーに連打。軍司は上にパンチを連打。軍司はガードを下げてパンチを誘うが、パンチは当てさせない。そして遠めから右ストレートをヒット。 3R、圧をかける軍司が右ロー。門口は左ミドル。軍司が圧をかける。門口がサウスポーにチェンジして圧をかけるが軍司は下がりながら右ストレート。門口はアッパー。額をつけて打ち合いに。軍司の左右のボディー。門口は右フック、左ボディー。軍司も左右のフックを返す。ともにヒザをボディーに。少し距離ができると軍司が左右のショートフックを連打。軍司はガードを固め門口の打ち終わりに左右のフックをまとめる。前に出る門口に軍司が右ミドル。門口が圧をかけてパンチを連打も軍司も応じ、テンカオを突き上げる。 ゴングが鳴ると両手を広げ勝利を確信の軍司だったが、29-30、30-30、29-29でドロー。