美と健康のカリスマとして全国で人気を集める「プロ」たちが、富山市で乳がんの正しい知識と予防を呼びかけました。

富山市出身のモデル・池端忍さん(39):
「週に1時間程度ウォーキングなど行った女性は、ほとんどしなかった人に比べて、がんなどの死亡のリスクが40%低下している」

胃を全摘出した美魔女・浜木真紀子さん(49):
「美魔女コンテストに出させていただいて、周りのみんなに協力してもらいながら頑張って生きています」

アスリートフードマイスター・浅島麻希子さん(49):
「身体が喜ぶものを入れる、がん細胞は自分に嫌いなものが入ると増えにくくなるので」

22日、全国で活躍する「美のカリスマ」たちが講師となり「健康と美しさ」をテーマにしたイベントが富山市で開催されました。主催したのは富山市内でエステサロンを経営する笠野智有(41)さん。今回のイベントでは「乳がん」の正しい知識と予防を呼びかけます。

主催した笠野さん:
「普段からお客様の中でも『乳がんになった』『家族が乳がんになった』という人の話を聞くと、決して他人事ではないなと思ったのがきっかけ」

会場には「胸のしこり」の感触を体験してもらおうと特殊なゴムでできた胸の模型が用意され、参加した人たちは“自分でできる触診のやり方”を学んでいました。

主催した笠野さん:
「お風呂の中で明るい場所でしてください。硬く触れるところはありませんか?わきの下が痛かったり、腫れたりしていませんか?」

胃がんを患い胃を全摘出した浜木真紀子さんも検診による早期発見の大切さを訴えます。

浜木さん:
「がんの検診を一年に一回、自分の誕生日だからとか決めて、お金もかかるが惜しまずやってほしい」

参加者した人はー:
「私も胃がんなんで、うれしいです。すごい元気もらった」
「富山県で同じがんで悩んでる、ぶつかる壁が一緒だから、同じ経験者と話をするって貴重」
「誕生日には乳がんの検診だったり、健康診断にお金を払ってでも行きたいと、きょうの話を聞いて思った」

そして参加者たちがそろっておこなったウォーキング。乳がんの発症や再発を防ぐためにはウォーキングなどの運動習慣が大切だといわれ、その重要性を「ピンクリボンウォーク」と銘打ち再確認しました。

主催した笠野さん:
「健康と美容は切っても切れない存在。より乳がんについてや健康について、運動について、知識を深めてこれからの生活に生かしていただきたい」