VMWare PlayerのイメージをESXi用に変換するには

VMWareが提供しているコンバータを使う。
以下、まとめ。

なお、動機としては、「手元のVMware Playerで手軽にいろいろ検証をして、出来上がったものをESXiに移す」ことが出来るようにしたい、というもの。
しかし最後に書くように、変換してもVMware Player上と同じようにESXi上でも動くとは限らない。
可能なら最初からESXi上で検証したほうがよいようだ。

VMware vCenter Converterとは。

「VMware vCenter Converter は、物理マシンから仮想マシンへの変換のほか、仮想マシン フォーマット間の変換を自動化および簡素化します。 VMware vCenter Converter では、直感的なウィザード形式のインターフェイスを使用して、物理マシンを仮想マシンに変換できます。」

vmware.comを見ると、「物理マシンから仮想マシンへ変換」なんてすごい事が書いてある(2013/8/1現在)。

さらにvmware.comから引く。

VMware vCenter Converter は、さまざまなハードウェア上で実行でき、最も広く使用されている Microsoft Windows と Linux オペレーティング システムの各バージョンに対応します。 この堅牢なエンタープライズ クラスの移行ツールにより、次のことが可能になります。

システム停止やダウンタイムなしで、ローカルおよびリモートの物理マシンを迅速かつ確実に仮想マシンに変換できます。
統合管理コンソールと直感的な変換ウィザードにより、複数の変換を同時に実行します。

Microsoft Hyper-V、Microsoft Virtual PC、Microsoft Virtual Server など、サードパーティの仮想マシン フォーマットのほか、Symantec Backup Exec System Recovery や Norton Ghost など、物理マシンのバックアップ イメージを VMware の仮想マシンに変換します。

入手

http://www.vmware.com/jp/products/converter

手順

ここでは5.0.0ビルド 470252を使用している。

メニューから変換を選ぶ

  1. 「ソースのタイプを選択」→「VMware Workstation またはその他の VMware 仮想マシン」を選ぶ
  2. 仮想マシンファイルで変換したいvmxファイルを選ぶ。
  3. 「ターゲットのタイプを選択」→「VMware Infrastructure 仮想マシン」
  4. VMware Infrastructure サーバの詳細で、ESXiマシンの詳細を入れる。

ESXi上での名前を決めて、あとは適当に。
100MのEternetで2GBytes程度の仮想イメージを転送したところ、10分強かかった。

また、ESXi上で起動するときもいくつか聞かれるが、それも適当に。

愚痴

本記事が、とてもやる気のない感じになっているのは、VMware Playerで問題のなかった仮想マシンが、ESXiに移したら途端に調子が悪くなったから。
具体的には、FreeBSD 9.1-RELEASE(amd64)をESXiに移したら、ira16から割り込みの嵐が発生してまともにパフォーマンスがでなかった。
新規で同じOSを入れたら事象発生せず(vmstat -iを見たら割り込みを発生させたデバイスがない)。
ぐぐっても解決策なし。
がっかり。