USB無線LAN子機をlinuxで使えるようにした
友人限定公開のsnsにしかあげていなかった過去ログを加筆修正して備忘録的に公開していく。
夏にDELL optiplex7010という中古PCを入手した時にテキトーに買ったUSB無線lan子機がlinuxmint環境で使えなかったので解決した。
windows10とlinuxmintのデュアルブート環境だが、当初window10メインで使っていたが、やはりどうもしっくりこない。
linuxmintを使いたいが、linux用のドライバが機能しないため頓挫していた。
販売者の説明では「OS :linux windows」と書いてあったり、「linuxには対応していません」という説明があったりと、よくわからなかったが、ようするにドライバそのものは存在するが、古いカーネルにしか対応してなくて、Linux4.3.14より上のバージョンでは、そのままインストールしてもまったく動かないということだった。
じっさいこれでかなりの時間と労力を費やした。
そこでググってみたところ、以下の英語サイトを発見。
別の方法でネットワークに接続したうえで、以下のコードを実行。
sudo apt install git dkms build-essential
git clone https://github.com/gnab/rtl8812au.git
sudo dkms add ./rtl8812au
sudo dkms install 8812au/4.2.3
(最後の行はバージョンが上がってるようなので4.2.3に変更した)
再起動。
で、無事wifiを掴んだ。
「dkms」というコマンドのおかげで、みごとドライバを有効化することができた。
【dkms】
「ソースコードで配布されているカーネルドライバを新しいカーネルのアップデートに追従して自動的に生成してくれる仕組み」
すばらしい。
「千円くらいのもんだし、新しいの買えばいいや」と割り切るもよし、調べる時間と労力を惜しまなければ、わずか4行のコードで解決するもよし。
しかし、この無線LAN子機、amazonで千円くらいで買ったけど、今見たら6,000円とかになってる!
なので、もうこれを買う人はおそらくいないと思うが、以前に買ってlinuxで使えなくてゴミになってるような人は試してみては?
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