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ゲームレビュー動画がヒットする理由は?

どうもエイトゲーマーズといいます。
2020年からYouTubeにゲーム動画をUPしていて、
現在チャンネル登録者数が150人ほどです。

ゲーム系チャンネルを運営しようと思ったときになかなか再生回数が増えずどんな動画をつくるべきなのか悩むことはないでしょうか?

そこでヒットしている動画をリサーチするとよく目にするのが
ゲームのレビュー動画です。

今回はなぜゲームレビュー動画がヒットするのかを考えてみます。

■ターゲットが広がる

ゲームレビューの動画の視聴者層というのはなぜゲームレビュー動画を見るのでしょう?これを考えたときにすぐ思いつくのは

・そのゲームを購入した人が他人の評価を見て共感したい
・購入するか迷っているので参考にしたい

という感じだと想像できます。これはシンプルに強い。
動画の対象者の分母が多くなってます。

似たような話を過去のnote記事で記載しました。

単純にゲーム購入者+未購入者でターゲットの視聴者数が増えます

これだけでもかなり有利なんですが、
もう一つゲームレビューには面白いポイントがあります。

評判が悪いほうが再生数が伸びる?

レビュー動画を見てると面白いことに、
ユーザー評価が荒れすぎて「大炎上」とか
糞ゲーすぎて話題になったゲームの再生数が多いようです。

つまり、「面白すぎてヤバい!」みたいなポジティブなレビューより
ネガティブなモノのほうが伸びる傾向、という事です。

これ何でだろう?と自分で考えてみたんですが
おそらく以下の2点ではないかと。

・他人の不幸は蜜の味
いわゆる野次馬根性という感じ。
そのゲームを購入する気もないけど何かしら話題になってる、しかもネガティブな内容だとなぜか気になっちゃって、見たくなってしまう。

・アンチすら取り込む
ゲーム業界では(まぁゲームに限ったことではないですが)有名タイトルには必ず「アンチ」がいます。親の仇くらいになぜかそのゲームやハードを憎んでおり、ユーザー評価が荒れると喜ぶ層がいます。
彼らに対しても効果的な動画であるはず。

ゴシップ記事やワイドショーでやたら芸能人の不倫報道を扱う感じに似ているといえばいいでしょうか。
とくに美男美女の夫婦おしどり夫婦だとさらに話題性が上がりますよね。

個人的に芸能人の不倫とか自分の人生に全く関係ないので時間を使いたくないんですが、世間ではコレがウケます。

で、このゴシップ記事的なゲームレビュー動画には論理的に強い要素を持っています。いま挙げたこの2点。これは前章で述べたターゲット、

・購入した人
・購入したくて気になっている人

以外の視聴者層といえます。
つまりまた視聴者の分母が増えている、というわけです。

僕のチャンネルでは基本的にゲームの攻略動画をだしています。
これは視聴者の分母で考えると
「ゲームを購入してプレイしてる人」の中から
「特定のボスで詰まった人」というように
さらに分母が減るので、そもそもの総量は少ない状態です。

そしてレビュー動画は信者とアンチが動画内のコメントでよく口論します。でコメント数が増える、というのはYouTubeのアルゴリズム的に「良し」と判断されるらしく、オススメに表示されやすい(インプレッション数増)ということです。

■レビュー動画をやるべきか?

僕個人としてはNOです。やってみてもいいですが、だいぶ突っ込んだコアなレビューになると思います。で、そういうのは「ウケ」ないです。

レビュー動画でヒットしているのは正直「中身スッカスカ」です。
超初心者向けに話しています。
ゲームに限らずYouTubeではコレがウケます。

いくつか視聴してみたんですが正直耐えられないレベル
途中で見るのやめました。

同じゲームをプレイしてやりこんでいるからこそ
「何言ってんだコイツ。全然わかってねぇ…」
という怒りがフツフツと…

僕個人としてはコレがやりたいわけじゃない。
というかやろうと思ってもできないです。
動画作ってる途中でつまらなくてやめてしまいそう。

なんか嫌なんですよ。再生数稼ぎたいしゲーム飯したいですが、
炎上系のレビュー動画って
たいしてそのゲームに愛もないのに金稼ぎの道具にしてる感あって。

なんなら

「今度発売される期待の新作、
糞ゲーになって荒れてくれないかぁ、
そしたらまた再生数稼げそうだなぁ」

とか考えてそうで凄くイヤ
(ホントのところはどうかわかりませんけどね)

ネット上では既存のニュースメディアを
「マスゴミ」と呼ぶじゃないですか。自分たちの利益しか考えてないと。
あの「マスゴミ」と同類って感じがするんですよね…

僕はやはり気に入ったゲームをやり込んでその上で評価されたい。
これはYouTubeをやるうえでは甘い考えかもしれませんが…

で、今後レビュー動画をやれるのはどうか、という点ですが
それもオススメできないかと。挑戦するのはいいと思います。

でもレビュー動画もヒットすると分かっているので
みんなやり始めてますからね。
競合も増えるでしょうし、何かしら差別化が必要です。

そして突っ込んだ内容はあまりウケない。初心者向けにレベルを下げる。

となると差別するのも難しそうですよね。
その人じゃなきゃいけない理由がないと。
専門的な知識で特化するとかじゃないでしょうか。

でもレビュー動画である必要はないかもしれません。
今回の視聴者の分母を増やす、という考えで動画つくれないかな、
というのは何か参考になるかも。

僕はゲーム攻略動画をつくっていますが
これはほとんど「検索流入」をねらっています。
「ゲーム名 攻略」みたいな検索をYouTubeでされたときに表示される、
という事です。

レビュー系の動画は検索流入もあるでしょうが、
オススメで表示されることが多いハズです。

この点なんかももっと考察してみるといろいろ発見できるかもしれません。

今回は以上です。

ではまた。

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