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人生は割とそうなるようにできている

ひろゆきさんと同じ氷河期生まれのなかおさん。
こう見えて紆余曲折這いつくばりながらアニメゲームの背景専門会社を10年続けてきた。こういう会社↓
https://www.quunplant.com/
キューン=イルカ(の鳴き声)
プラント=植物
イルカのように業界内を自由に泳ぎ回り、植物のように上に伸びていこう。
というような意味だったかな。忘れた。

ここではつまらない女社長の生き抜いた履歴と会社を続けるにおいて気にした方がいいよねな所を押さえて書いていこうと思う。

付き合ってくれるなら
嬉しいことこの上なしでございます。

なかおさんの履歴は以下の通り。
※ターニングポイントには★つけてます

高校から漫画家になることを目指し出版社に持ち込み三昧
東京へデザインとWEBネットワークを学びに東海大付属短大へ
漫画家のアシになる

★背景が描けないことが悔しくてWEBができることを買われ美術会社へ
へっぽこ設定として在席
へっぽこのままエロゲの背景仕事をあてがわれふと「あれ?もうエロゲの仕事だけなら漫画描きながら外注でエロゲ仕事でいいんじゃ?」となり退社

★エロゲー会社に連絡し仕事いただく。当時エロゲー全盛期
スタッフも入れたコンシューマも増えてきた段階で会計士さんの勧めで起業
給与支払いに困窮してスタジオ閉鎖(当時28歳借金200万)
現旦那とボロアパートで同棲しつつ借金返済しつつ、外注さんの力を借りてほそぼそとゲーム背景の仕事を続ける

★スケッチアップという3Dソフトがいいぞということで自力で覚えた
またスタッフ増えてきて3Dでコストオフにでき軌道に乗る
借金完済と共に結婚
第一子出産を機にスタッフが減ってきた

★エロゲー原画家だった旦那の仕事が減ってきたので本格的にMAYAを勉強させる

第二子出産

★美術出身の美術監督中久木入社WEBアニメのお話を頂く
アニメをやりたくなかったスタッフも辞めていったのと設定にも戻りたかったので請ける
その流れで「レイトンミステリー探偵社」のお話を頂く

★エース河合が入社美術補佐で働かせ副美監で1年やり切る
「荒ぶる季節の乙女どもよ」のお話を頂いて、なぜかごり押しで美術監督になってしまった
同じタイミングで制作会社から「えんとつ町のプペル」のお話も頂く
荒乙の後、プペルのステージ制作兼2Dコンポジで着手開始公開まで残り8か月で美術監督に引き渡すまでの20ステージ+BG監修800カット超を受け持つ

★「えんとつ町のプペル」公開日本アカデミー優秀賞
前には出していただけなかったので自力で立ち上がろうと
プペルを全面に出しつつ「無名ですけど何か?」営業資料を公開

★人づてで3D会社さんに声をかけていただく
3Dアニメに着手
営業資料を見た制作会社様にも声をかけられ始める

★Blenderで背景美術を作りはじめる

★なんかよくわからんままツインエンジングループに入れてもらえた

⇒今ここ

他の美術さんの流れからしたら異質中の異質で
自分でさえ何でここにいるんだ?と不思議になる。
起業家でさえない。
起業しようと思ってなかったんだもの。
女性起業家!とかカッコイイ響きだけど、実のところ毎日辞めたい。

さてタイトル回収するならば
人生は割とポイントでそうなるようにできている
のである。

ポイントは3~5年ごとでココという瞬間がある。
それが割と突如であり不思議なことにそれまで準備してたことが跳ねる。

次回はその話をしていこうかと思います。

漫画家の夢はどこ行った?は聞かないで
引退したら描くよ・・・

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