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令和にランスシリーズ完走した感想04

軽い気持ちで始めた振り返りもようやく終わりが見えてきた。
え!!二作品の感想を同時に!?出来らぁっ!

◆ランス・クエスト マグナム

戦国ランスでJAPANの動乱を治め、JAPANを後にしたランスは、自由都市地帯のコパ帝国にいた。例によって行きがかりで助けた応用学校の学生、サチコを盾にして相変わらずの勝手気ままな冒険の日々を送っていた。
氷漬けのシィルを後回しにしてH目当てでカラーの森を訪れたランスだったが、そこで犯したカラーの女王により、呪いをかけられてしまう。LV35以上の強い女の子以外に対しては、ハイパー兵器が不全になり、しかも長くHしないとホモになってしまう呪いらしい。ランスの人生最大の危機!?
強い女の子と財宝、そして呪いを解く方法を求めて、ランスのクエストが、今始まる。

出典:RANCE QUEST -ランス・クエスト- -ひつじ小屋別館

軽いノリのランスはこれが最後
ノリは軽いけどAL教関連の大事な話したり
世界が結構ピンチになったりしてる

明確なゴールがあるわけじゃないから好き勝手に冒険出来て楽しかった。

ただ、同じダンジョンを周回してレベリングして装備集めて~~・・・・の繰り返しが結構重かった。(ここは本当に人による。ハクスラ好きな人は超楽しいと思う)

開始から2ヵ月経っても中々進まず、モチベも尽きかけた時……

2019年(!?)にTADAさんが更新していた最新パッチVer386を発見

ハニワ開発室(ゲームデザイナーの隠居生活): ランスクエスト ver386

ありがとうTADAさん

このパッチがプレイのハードルを下げてくれて本当に良かった。
特に助かったのはスキル戻しが100GOLDで購入できること。
キャラクターのスキル構成とか、どの技が強いのかとか、試行錯誤がしやすくなった。


・キャラクター

ガードといえばこの子

巻き込まれ系ヒロイン
始めの頃は嫌々ランスに同行していたけど、後半に自分の進路をしっかり考えたうえで父親と相談していて成長を感じる。
ランスに連れまわされたせいか基本庶民なのにやたら肝が太い。


なんだかんだ死なないと思ってた

戦国ランスから続投
シリーズ屈指の便利キャラ
戦国→クエストと長時間プレイしたから、実質一作品半くらいしか生きてなかったとはいえ思い出深いキャラ

腹上死イベントまで含めて 鈴女が幸せになって良かったと思う

ポンコツ女王

ポンコツ。頭が悪いキャラというわけではなく、アツくなりやすい性格と無駄に高いプライドが災いして的確な判断ができなくなるタイプ。
10まで一貫してランスの事が嫌いで安心した(もちろん情はある)

一番好きなスチル 10でカード化されてて笑った

かわいい
かわいい
かわいい
かわいい

年相応の無邪気さとパステルのメンタルをケアする母性を兼ね備えたハイパー幼女
リセットと一緒にはしゃぐランスと呆れるパステルの関係性がずっと好き


”慈愛に満ちた漆黒の聖人”って説明文がグッド

法王になって真実を知った後は女神ALICEに反抗して心を折られずに脱走。神殺しを模索し続けるタフな人。
信念を持った敵は大好物なので当然好き

ラストはランス以外全員ダウンする超接戦になってアツいバトルだった。
なんか10でも仲間にできるらしいのでちょっと会いに行ってくる


・BGM

オープニング/R8
落ち着くイントロと後半の陽気なメロディーが好き

BGMにピッタリな優しい色調のタイトル画面がグッド

塔探索もっと登る/R8
思い出補正は少なめでシンプルに好きなBGM
ラストクエストの途中でしか聞く機会ないのが惜しい


振り返りの締めに一番好きなクエストの話をする

No200 女神の真実

テキストの間の取り方が絶妙で、終始ワイワイ進む作中で異質な空気感のクエスト。歴代法王は1000回近く精神を破壊されて従順にされてる等の衝撃的な事実の開示も相まって初めて見た時の衝撃は忘れられない。

クリアしたのが7月24日。鬼畜王のクリアから5ヵ月経ってしまった。



◆ランスⅨ-ヘルマン革命-

ヘルマン帝国は現存する国家の中で最古の歴史を持つルドラサウム大陸最北の国家である。 最強の軍事国家として名高かったこの国であったが、国を牛耳るステッセル・ロマノフによる腐敗政治によって、現在のヘルマンの国力はぼろぼろに荒廃し疲弊しきっている状態で、もはやいつクーデターや隣国の襲撃があってもおかしくなかった。
そんな中、かつてのリーザスとの戦争で死亡したとされていた第一皇子・パットン・ミスナルジが、国を取り戻すべく遂に帰ってきた。己を鍛え直し超一流の戦士となった彼は、ハンティ・カラーや親友のヒューバート・リプトン、フリーク・パラフィンといった猛者達を引き連れ、革命を起こすべく立ち上がる。
~中略~
パットンは、修行中に知り合った一騎当千の猛者達を集めた少数精鋭の強襲部隊「無法者」で、本国の将軍達が指揮する部隊を各個撃破する作戦を立案し、ヒューバート達は三年間で目的を果たす予定でいたが、それに反対したランスは二ヶ月以内に革命を達成させる事を宣言。パットンはランスの行動力を信じて、その判断を任せる事にするのだった。
腐敗政治に荒廃したヘルマンの国土に、今、革命の火が灯されようとしていた―――。

出典:Rance Ⅸ -ヘルマン革命- -ひつじ小屋別館

ランス9からは感想をツリーに纏めるようにしてて偉い(自画自賛)
ゲーム性は簡素に、ストーリーも一本道だからストーリーに集中して楽しめるようになってる。
03で悪人面で玉座フ〇ラさせてたあのパットンがこんなに大きくなって……
Ⅳで出会ったヒューバート、Ⅵで一緒にゼスを救ったパットン、点と点が繋がるように過去作のヘルマン勢力のキャラが集まるのがシリーズやってるとなんか嬉しい。男連中だからランスは覚えてないけど。


・七人のヒロインたち

●ルシアン・カレット(シーラ・ヘルマン)
鬼畜王だと既にステッセルにヤク漬けにされてたけど、今回は間に合う。
実質本作のメインヒロイン。
ステッセルの企みに気付いて脱走しようとしたり(なおペルエレ)、ランスが奴隷の子を襲おうとしたときに身代わりに立候補するあたり、元来の気質は芯のある女の子だけど、軟禁生活で気力を削がれた+奴隷にされて序盤は陰気になってたんじゃないかな。
「無法者」の気の良い連中とランスに影響されて立ち直っていくシーラは物語の大きな軸だったと思う。

ルシアン状態も好きだから一粒で二度おいしい

シーラを語る上でペルエレとの関係性は欠かせない。

こっちがペルエレ よう似とるわ

最初は哀れみと嫉妬、本当の境遇を知ってからは同情、シーラと接しているうちに本当に情が移ってきている様子。
性根の部分で目ざとい部分はあるけど、それはそれとしてシーラの事を大切に思っている感じが好き。(この辺りの話が10のケッセルリンクシナリオで補完されてて嬉しかった)

●見当かなみ
よかったね……それでいいのか……?…まぁかなみが幸せならいいか。そんなルート。
リアがキレて全軍でヘルマンに侵攻始めたりするし殆どギャグルート。
ちょろい。

●魔想志津香
堕ちたな(確信)
そもそもランスに好意あったんだなーって思った。これまではいつも傍にマリアがいてそっちにイベントの尺を割くことが多かったから、あんまり特別な感情があるイメージがなかった。
ナギの話、放置されがちだったけどしっかり回収されて良かった~
ナギの記憶が消えたのは、犯した罪が重すぎてああしないと絶対幸せになれなさそうだし仕方ないね。

ロリコンじゃないです!小さい女の子が好きなだけなんです!!

●チルディ・シャープ
本作のビックリヒロインその1
前作で滅茶苦茶人気あったとかなのかな。調べてもよくわからなかった。
女性最強の夢はそのままに、無理して背伸びしなくなっていくシナリオだったような気がする。
シナリオ後に二刀流つながりでロレックスに師事してるの良い。
チルディルートはガームロアが覚醒してステッセル、パメラ、ミネバぶっ飛ばして説教する冗談みたいな展開でめっちゃ笑ったけど、ミネバに救いのあるルートで好き。

普段は背伸びしてるけど 順当に成長すれば素敵な女性になりそう

●戦姫
本作のビックリヒロインその2
好きだけど性格的に個別ルート用意するの難しそう~と思っていたら、魅力を損なわずにしっかり最後まで戦姫で良かった。

このギャップの破壊力よ
10では立派な保母さん(?)に

●ピグ・ギリシアム
生まれがシリアス満点なのに本人の気性のおかげで重くならない
イカマン狂いだけど間違いなく天才のオアマ博士の最高傑作で結構凄いことしてる。
ピグルートはオアマ博士が大暴れして革命がどっかいく。これもギャグルート。

ちびピグかわいい

●ミラクル・トー
ミラクルルート最大の功績…それは……

鎧姿の信長のスチルを用意したこと………
ありがとう……

それはそれとして、ミラクルも良いキャラしてる。
目標が世界征服だからランスとかち合いそうなところなのに、「スチールホラーの侵略に対抗できるように最終的に世界を統一できればいい」って考えだから現状は競合しないのが面白い。
基本的に愉快な人だから祭りごとにはノッてくれるし、面倒見も良い。
時の止まった世界で30年一緒に過ごせたあたりランスと相性が本当に良い。

ミラクルルート 完全に無いifになってしまったけど好き


ランスⅨといえばこのスチル
Ⅸでキャラクターのビジュアルが完全に固まったように思う
ⅨとⅩのキャラデザが一番好き


・BGM

Running To The Straight (Arrange Ver.)

本作、ママトト2って言われるくらいママトトのオマージュ要素が多いらしいんだけど、プレイ前は戦国ランスくらいしか知らなかったので当然ママトトを知らない。
でもこの曲は有名すぎて知ってたし、Rebirth the edgeと同じでゲーム関係なく鬼リピしてたからラストバトルで流れた時に泣きそうになった。
闘神MMが本当に強くてギリギリの戦いだったからBGMの盛り上がりが凄かった思い出


・真エピローグ

もうずっとシィルに会いたかった、ゲームのボリューム的にもシィルのいない期間が同じくらいあったはずなのに、会いたくてたまらなくなってた。

シィルの解凍を待ってるランス、これ意図的に結婚式でお嫁さんの準備ができるのをソワソワして待つ夫のように描写してるよな?妄想かもしれない。何もわからない。

これやっぱり”そういうこと”だよな!?





クリアしたのが10月2日
思えば遠くまで来たものだ……
いよいよ次はランスⅩの振り返り
直近の作品ってこと以上に振り返りたいことが大量にある作品なので纏まり切るか今から心配になってきた。
とりあえず見逃してたらしいホ・ラガイベントとアムの回収、食券乱用してきます。