菖蒲華・あやめはなさく 「6月26日~6月30日頃」

画像1 菖蒲華・あやめはなさく《第二十九候・夏至(げし)の次候》を迎えました。
画像2 実は「菖蒲(あやめ)」の開花は、梅雨入り前。
画像3 この時季よく目にするのは、お花のよく似た「花菖蒲(はなしょうぶ)」です。
画像4 また杜若(かきつばた)も似ていることから、「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」の言葉も。
画像5 どちらも優れていて優劣がつけがたい、という意味だそう。
画像6 さて、今回ご紹介する和菓子は「とらや」さんの『観世水(かんぜすい)』。
画像7 井戸にできる渦(うず)があしらわれた一粒です。
画像8 名前の由来は、能楽の観世大夫(かんぜだゆう)。
画像9 足利義満(あしかがよしみつ)から与えられたお屋敷には、名水の井戸があり、
画像10 その水面の渦が「観世水(かんぜみず)」という紋様として、着物やお菓子などに広く使われるようになったのです。
画像11 道明寺製のもちっとした食感を愉しめる涼しげなこちらの和菓子。
画像12 中は御膳餡(こし餡)となっておりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?