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WordPressのHTTP 500エラーを解消

Xserver以外でWordPressをインストールしたら色々と面倒な事態に遭遇したが、全て解決出来たので記載していく。

今私が運用保守しているとあるサイトがある。
サーバはさくらで、htmlとcgiで運用しているサイトだ。あと、超部分的にphpも使っていた。

この度、そのサイトで申し込み内容をデーターベース化したいという要望が出てきたので、ContactFrom7やDB化プラグイン使いたさにWordPressを導入する事に決めた。

仮にhttps://hoge.com/というサイトとする。
hoge.com/order/ というサブディレクトリを作成して、そこにWordPressをインストールするという構成で、htmlとCMSを共存させる事にした。

さくらインターネット純正の機能でWordPressをインストールしたのだが、その段階ではテーマにCocoonを選べなかったり、データベース作成の設定があったりで、Xserverと比べてあまりイケてないなと思っていた。

インストールは難なく終わり、一応URLにアクセスしてみた。https://hoge.com/order/

HTTP ERROR 500

さすがに試すのが早すぎたか。DNSが浸透するまで数時間はかかるだろうし、そこまで急ぐ話でもない。・・・と思い、その日は寝た。

そろそろ24時間は経過しただろうか。
再度アクセスしてみた。
https://hoge.com/order/
https://hoge.com/order/index.php
https://hoge.com/order/wp-admin

HTTP ERROR 500

ハイ。さすがにこれはトラブルだと確信した。ちなみに、本体である
https://hoge.com/
は正常に表示されている。

例のごとくChatGPTに相談してみた。
「.htaccessをリネームしてみては?」という回答だった。ffftpで
.htaccess → _.htaccess
にリネームするが改善なし。

続いて、「.htaccessのパーミッションを644にしてみては?」という提案があったので変更してみたが改善なし。

あれこれと並んだ提案の中で、なんとなく気になったphpのバージョンアップ

上記の手順で確認した所、5.2.17 (CGI)というバージョン(モード?)だったので、ChatGPTに報告した。

PHP 5.2.17はかなり古いバージョンです。現在のWordPressの最新バージョンは、PHP 5.6以上を推奨しており、より新しいバージョンを強く推奨しています。PHP 5.2.17を使用していると、互換性の問題や機能の問題、セキュリティの問題が生じる可能性が高いです。

かなり古いと言われてしまい、自分のせいではないのだが、なんとなく辱めを受けたような気分になった。

前述のリンクの手順でバージョンアップできるバージョンを確認すると、8.1.20(推奨)というのが最新だった。この手の記事には「事前にバックアップを取る事を強く推奨します」や「必ず事前にバックアップを・・・」等と書かれているのでかなり怖い。

さくらインターネットのSnapupなる機能で、実際にphpのバージョンを上げずとも、上げた体の環境で動作検証をする事が出来るとの情報を得た。

記事を参考にSnapupを確認するが、記事と表記内容が違うし、出てくるべき項目が出てこない。サイトが表示出来ない事でそれなりにイライラしていたし、どれだけバックアップを取ろうとも、バージョンアップをする際は必ずどこかで決断をしなければならないのだ。

当然バックアップは日々取っているのだが、もしこれでサイトが表示されなくなったら私が首をくくればいいのだと思い切って8.1.20(推奨)にバージョンアップした。

結果、見事サイトは表示された。
.htaccessの中身は関係が無かったという事が立証されたので、ファイルが再作成されていない事を確認の上、ファイル名を戻した。
_.htaccess → .htaccess

パーミッションについては、特に戻す必要性も感じなかったのでそのままにしている。ようやく管理画面へのログインページが表示出来た訳だが、ここから四天王2人目との戦いが始まるのだった。

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