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全世界NO.1の映画 アバターを新作公開前におさらいしておこう【世界一】【映画】

ストーリー

戦争で下半身麻痺になった戦士ジェイクは新しい任務地へと向かっていた。

そこは地球人の理解を越える神秘に満ち溢れている惑星パンドラ

パンドラには希少な鉱物アンオブタニウムが存在しており、それを手に入れるため、地球人は原住民ナヴィと交渉していた。

しかし交渉は難航し、しかも空気のないパンドラではマスクが必要な惑星の為、人間達はナヴィの遺伝子を利用し、ナヴィと同様な格好・体で遠隔操作が出来るアバターを開発し、その技術の向上で交渉は少しずつ前向きに動き始めていた。

戦士であるジェイクに与えられた任務とは亡くなった双子の兄で科学者であった兄に代わりアバターを操る事だった。

遺伝子が同じである彼にしか出来ない任務だった。



ジェイクはアバターに乗り移り、健全に動く両足を手に入れ、舞い上がってしまう。そして任務中に仲間とはぐれ、獣に襲われそうなところを原住民のネイティリに助けられる。

最初は嫌悪感を覚えていたネイティリだったが、彼の前に彼らが神聖としている神木エイワの妖精が現れたので彼を村へ案内することにする。

ネイティリは父で族長のエイトゥカンから一人前の戦士にする指導担当に任命される。

そしてジェイクは人類から彼の生態やエイワの場所などについてより調べるように任命される。

そんな中で人類はその神木エイワの下にこそ目的のものがある事を解明する。

次第に友好関係を築けていたジェイクとネイティリだったが、そんな2人の前にエイワを破壊しようとする人間達が現れてしまう。


ネイティリの指導により、この星で何が大切にされているのか、彼らの価値観を学んだジェイクは彼らに共感していく。

そしてそんなひた向きなジェイクの姿勢にネイティリは次第に恋を抱き、そして2人は惹かれていく。

そこへ現れたのが人類の戦闘機だった。爆撃によりエイワは倒され、族長も戦死し、ジェイクも反戦したが、ナヴィからも人類からも阻害されてしまう。

ジェイクの話にずっと共感し、人類の横暴が許せなかったグレイス博士、そして兵隊のトゥルーディはこっそりアバターを持ち出し、別の研究所へ移動。

そこで人類の横暴を止める手助けを始める。

ナヴィ達の信用を取り戻したかったジェイクは伝説の巨鳥グレイト・レオノプテリックスを従えて、ナヴィ達に参戦すると断言し、ナヴィ達の信用を取り戻す。

結末

人類は戦闘機などの化学兵器を用いて、ナヴィ達の殲滅に向かいますが、ナヴィ達は槍や弓などの原始的な方法で応戦。

勝ち目がない戦いに思われたが、ジェイクの奮闘もあり、人類を追い払う事に成功した。しかし、ジェイクの本体が眠るカプセルには軍隊のリーダー、マイルズが迫っていた。

カプセルを破壊され、瀕死の状態だったジェイクを救ったのはネイティリ。

彼女は矢で軍隊長を倒し、見事ジェイクを救う事に成功。

負傷したグレイスを救おうとエイワの力を借りようとしたジェイクたちだったが、グレイスを助けることは出来なかった。

そしてジェイクはエイワの力を借り、心も体もナヴィになることを決意し、この神秘の星パンドラで生活することを決断する。

以上、映画アバターのあらすじと結末でした。


登場人物

ジェイク・サリー

元海兵隊員の伍長を務めていたが、ベネズエラでの戦争の際、負傷してしまい脊髄を損傷したため下半身不随の身となった。
科学技術の発達した未来では、下半身不随も治せないわけではないが、軍人年金のみで治療を行うことが出来ず車椅子生活を余儀なくされていたことにもどかしい思いをしていた。しかし、アバター計画に参加するはずだった科学者の双子、兄のトミーが強盗に襲われ急死したため、その高額な治療費をRDA社が肩代わりすることを条件に兄の代理として誘われ参加することになった。
長い車いす生活から開放されアバターを通じて自由に歩ける興奮から任務そっちのけになってしまう。
今まで科学者や訓練を受けてきた者がアバター操縦に関わっていたが、知識もない無知な軍人がアバターを操縦する事は初めてであった。
しかし、その軍人気質、諦めない精神力からナヴィのオマティカヤ族から「戦士」として受け入れられることになった。
パンドラの原住民ナヴィと共に過ごす中で、彼らに感銘を受け、次第にパンドラの自然やアバターとしての生活そのものを愛するようになった。
そして最後は人間ではなくアバターとして生きていくことを決意し生まれ変わった。


グレイス・オーガスティン博士

アバター計画を率いる植物学者。
自然破壊の進む地球に見切りを付け、15年以上パンドラの生態系研究をしている。非常に優秀な学者だが、仕事がスムーズに進行しないとしきりに悪態をついて周囲を困らせるなど、かなり強気な性格。
自らもアバターを操り、ナヴィと交流しオマティカヤ族の村に学校を開き、文化交流と英語教育を行ったことがあるため、地球人としては例外的にナヴィたちから一定の信頼を得ていた。
軍人に対し偏見を持っており、専門的な教育を受けていた兄の代わりに送られて、しかもナヴィのことをまったく理解していなかった元海兵隊員のジェイクに不満を持っていた。はじめこそ彼を偏見の目で見ていたが、ナヴィとの交流で、戦士になりナヴィともうまく関係を築くその姿に関心し、徐々に態度をあらため信頼を置くようになる。
クオリッチ大佐の強引な作戦に反発し捕まるが、ジェイクらと共に地球人居留地を脱走する。逃走の際、クオリッチ大佐の放った銃弾が当たり重傷を負ってしまう。
ジェイクがナヴィたちに頼み、エイワの力で延命を行うが時すでに遅く命はエイワと一体化し人間としての命を終える。一見死んだように見えるが、エイワに命が移動したとネイティリの母親モアトは語る


マイルズ・クオリッチ

元海兵隊の大佐で、RDA社の傭兵部隊を率いる。
地球では何度も戦争を経験している。
パンドラに来たばかりのジェイクにアバターを操縦させスパイするように指示した。
部下の面倒見は良く、約束は必ず守る性格の持ち主で部下の信頼も厚いが、生粋の軍人であり、大量の地下資源が存在するオマティカヤ部族の村の制圧を目論み、先住民たちやパンドラの生き物の生き方に理解を示さない、そればかりか一向に進展のないアバター計画に痺れを切らし、パンドラの森や村などを焼き尽くす強硬手段にでた好戦的な性格。
最後はジェイクらナヴィ側を追い詰めるも、ネイティリの矢にて胸を刺され死亡した。


トゥルーディ・チャコン

元海兵隊員のヘリパイロット。
アバター計画の輸送を担当するため、ジェイクやグレイスと最も親しい軍人。
任務に実直であったが、強引な手段でナヴィ達を追い立て土地を奪うクオリッチ大佐のやり方に反発し、ジェイクたちに味方し共に戦う。
最後に命をかけクオリッチ大佐の乗る隊長機を攻撃するが、撃墜され戦死した。


ネイティリ

オマティカヤ族の長の娘。
自身も強力な戦士で、とても勇敢。根は優しくナヴィとしての生き方に誇りを持っている。
最初はジェイクの横暴な考え方に敵意を表すが、母モアトの命で彼にナヴィの生き方を教えるうちに、ジェイクの心の強さやナヴィを心から愛す姿勢に惹かれ、愛し合うようになった。
父である長が地球側の攻撃によって殺された後、族を率いて果敢に敵に立ち向かった。
最後は、クオリッチ大佐の胸に矢を刺し、無事勝利した。


ツーテイ

オマティカヤ族の若き戦士。
ネイティリの婚約者で、次の部族長にあんるだろう村の若者たちにとってリーダー的存在。
地球人への敵対心が強く、ネイティリと恋仲になったジェイクと対立し彼のことをためしていたが、ジェイクがトゥルークを手なつけたことでその実力を認め、以後共闘することとなる。
最後の決戦で敵をなぎ倒し奮戦した果てに戦死する。


登場用語

パンドラ

アルファ・ケンタウリ太陽系の木星型惑星ポリフェマスの衛星。地球からの距離4.4光年。
揮発成分が多く、地球人は自然呼吸ができないため、「エグゾパック」というマスクを装着し呼吸している。重力が地球に比べて小さい


ナヴィ

パンドラに住む生物の中では最も知能の発達した巨人型有尾人種。
身長は3メートル前後、青い縞模様の肌、動く耳、大きな目、ネコのような鼻、犬歯および尾が特徴。
人間のDNA構造と良く似た組織構造をしているため、人間とナヴィとハイブリッドであるアバターを作ることができた。
骨格は天然の炭素繊維で補強されて少々高いところから飛び降りただけでは簡単には死なないようになっている。
フィーラーと呼ばれる後頭部から尾の様に伸びた長い巻き毛部分の先端を用いて生体電流による情報交感能力を持っており、それをパンドラの動物につなげることができる。この直接的なリンクによって動物と心を通わせることが可能であり、仲間を呼びよせたりもできる。
また、一見してみると先住民のナヴィとアバターの違いはないが、指の数が違っている。アバターは人間のDNAを混ぜているため5本だが、ナヴィたちを見てみると4本になっている。


アンオブタニウム

パンドラの地下に存在する希少鉱物。地下に埋まっているアンオブタニウムが作り出す強力な磁場によって、巨岩が天空に浮いている「ハレルヤ・マウンテン」などが作り出されている。
オマティカヤ族が住居としている巨木「ホーム・ツリー」の地下にアンオブタニウムの鉱脈が存在する事が発覚し、それを狙った地球と先住民族の間で今回の争いが起きた。

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子供の頃から映画が大好きで、映画の世界をこの目で見たくて英語も話せないまま、スーツケース片手に一人旅立ちました。 旅で起きた楽しい事や面白い事を今後も書いていきます。 最近は映画の感想も書いてます。 次の記事も読んで貰えると励みになります╰(*°▽°*)╯