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ah yes, boomer shooter again

どうも、爺FPS大好き男です。

如く6,7のレビュー書けば良いのに懲りずにこんなのを書いてしまっている。

またこの話か!という顔をされるのもわかるが、1日に1~2時間ぐらいイマドキFPSをすると残りの28時間はこういうFPSをやってる男なんだ、実は。

前回話したDOOMの話で抜けてる所も色々あったのでそこを絡めつつ話したい。

今回長ったらしく話すゲームはコレ。

BLOOD 

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Amazonに日本語版が売ってるのがオドロキだったよ、在庫無かったけど

今やHaloですらおっさんFPSになりつつあるのにコイツを出してくる奴がいたら気を付けろ。
そいつは大抵シングルFPS狂だ。

こいつはかつて日本ではDOOM系と言われていたタイプのゲームに当たる。ただしエンジンはidtech1ではなくBuildエンジンなるもので出来てる物なので、ジャンプやしゃがみもあるし、上下打ち分けもある。

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鏡に映る自分だって素敵だ

デフォでジャンプもマウスルックも対応だなんてテクノロジーバンザイ!
(とは言うが、オリジナルのDOS版は流石にキーバインドが違いすぎて無理だった)

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スイッチを弄って電気が付くみたいな細かさもBuildエンジンならではだ

ドアも両開きに対応してたりするが、初期の3Dエンジンなので、扉の隙間に挟まると無事死亡したりする。(極端な話、動くもの全部は死ぬ可能性がある)

多分圧死させる様になってるオブジェクトより扉で圧死すると思う。

Blood以外ではDuke Nukem3D、Shadow Warriorやら聞いたことあるタイトルがBuildエンジンだったりする。

こいつが最初に世に出てきたのは1997年。
年表的に言えば来年にはHalf-Life(98)が出てるし、昨年にはQuake1(96)が出てる。
PCゲームに於ける3Dの概念がまだまだ主流でなかった時代と言える。

でも俺個人が思うに、このゲームの面白さは素晴らしい。

Half-Lifeよりも映画の様にストーリー進行が無くても良い。

Quakeよりも本物の3Dじゃないかもしれないとしても良い。

例え上記の2つのように続編に恵まれなくても、古き良きゲームの形はコレが残してくれていると言える。
(Blood2の話は悪いけどナシで)

今回はソースポートとかも織り交ぜようと思ったが、現状遊ぶなら
"Fresh Supply"なるリマスター版しかない。

https://store.steampowered.com/app/1010750/Blood_Fresh_Supply/
Steam版のお求めはこのページで

(調べた所GOGでも旧:One Unit Whole Bloodがなかったので)

筆者はDosboxのOne Unit Whole Bloodを以前購入出来たが、今オリジナル版をやるしかねえという原理主義になりたいのであれば、パッケ版から始まることに。

もし旧版持ってるよ!という方がいるなら、個人的にはそのままはおすすめしない。

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残念ながら昔のゲームなのでワイドスクリーンは当然無い

解像度はメガ小さい。  それに合わせて、マウスも上手く使えなかった。
DosboxではDOOM2はギリ遊べたがコレでは流石に無理だったので。

まずはBloodGDX。


http://m210.duke4.net/index.php/downloads

こちらは、Javaを利用して旧DOS版のBloodを限りなく再現した物。
再現性は非常に高いので、文句無しの出来と言える。
更にある程度バグが直されているので、扉で圧死することも体感はなかった。

もう一つはNBlood。

こちらはDuke Nukem3DのソースポートをBloodに置き換えたもの。
DOS版の再現度は最高レベルと言われているので、オリジナルを求めるなら。
ただしこちらでは扉で圧死事件が割と確認されたのでその辺は注意。

オタクっぽい知識の話は置いといて、中身の話をしに行こう。

ゲームの世界観とか

さて、このゲームはというと、DOOMの明るく(?)血に塗れる雰囲気とは違い、復讐の物語という明るくない話がベースだ。
とは言うが、この時代のゲームにストーリーらしいものはないので大丈夫。

時代設定は1928年(とされてる)、雰囲気はダークでおどろおどろしい感じだ。

所々に民間人は死んでるしグロい死体はあるし、笑えないダークさという感じが溢れている。

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ここでは非人道的な実験の様子という感じだろうか

ゲーム性はDOOMとほぼ同じだが、より良いエンジンを使ったおかげで進化が垣間見えるというのが良さだろうか。

敵を殺しまくって、鍵を集め、秘密を見つけてゴールに向かう、そのスタンスは変わってない。

何が良いかと言うと、標準のアクション度がマシマシになったおかげで、走り回り、飛び回りという感じで、スピード感はDOOM以上に上だと言える。

一方でDOOMみたいに避けるアクションという感じではなくなってるので、
受けるダメージが半端じゃなくってしんどいのだ。

しかし同時に与えるダメージも半端じゃなく、正しいシチュエーションなら一瞬で敵を一網打尽にできる武装が揃っている。

この手のゲームはムズイばかりじゃないから面白くて、遊ばれる理由があるのだ。

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ダイナマイトを投げてゾンビを一掃するのは爽快でたまらない

申し訳程度なストーリー

前回DOOMでは薄すぎて話さなかったので紹介。

Caleb(ケイレブ)という男はテキサス西部の1847年生まれで、17歳にして凄腕ガンスリンガーで伝説にもなっていた男だった。(つまり、主人公ってことだ)

この男、Cabal(ケイバル)なるスンゴいカルト教団にも所属していたので、
ここのお抱えの戦闘員だったというわけだ。

ある日、24歳になってから出会った、Orphelia(オフェリア)なる女性に恋をしてしまう。
この女、未亡人なのだが夫が先程の教団を抜けようとして子供も一緒に殺されちゃっていたのである。
(それでもやめれていない辺り相当ヤバい奴だ)

そこに入り込んだCalebとOrpheliaはもうイイ感じで信仰心をアップしていき、教団の中でもスゴイ人たちのThe Chosenに選ばれちゃうのであった。
(Caleb,Orpheliaに合わせGabrielIshmaelがいるので4人居ることになる)

ここでCabalとは何を信仰しているのか、というとTchernobog(ツェルノボグ)なるとんでもない邪神を信仰しているのであった。(しかも対面して喋れる)

ある日、Chosenの4人がTchernobogにHall of Epiphanyに呼び出される。

そこで何と、急に

"君等さ、失敗したから存在価値ナシね"

なんて言われて、3人は怪物に襲われ、Calebも命を奪われ墓に放り込まれてしまうのであった。

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”我の力を思い知るが良い、深い墓場の中でな"            (Calebってハゲなのね)

そしてゲームのE1M1に続くのである。
(E1M1は早い話ゲームの冒頭と言ったほうが良いだろうか)

当然よくわからないままこんな事になったのでCalebは怒り心頭で復讐に向かうのである。

ここで、個人的に気になるところをちょちょいと。

まずCaleb、一体いくつなんだコイツ。
雑に計算してみよう。

1928 - 1847 = 81

ああなんてこった、クソジジイじゃねえか!

しかしご安心を、どうやら上記のイベントは1871年の後、どこかで起こって、
彼が目覚めたのが1928年ということらしい。

しかも1928年も、2が100年後という設定なので割り出される数字なのだ。

なので"リアルタイムで生きていれば"81歳というお歳になられている。

ほとんど死んでいるから年齢なんて概念はもう存在しないのだろう。

…が、普通に開発はそこまで考えてないと思うしそれは放り投げておこう。

他の3人ことOrphelia、Gabriel、Ishmaelの3人も罰を受ける事になってる。

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GabrielはShialなるクモにつれてかれちゃうし

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IshmaelはCerberus(ケルベロスだが首は2個)とHellhoundsに焼かれちゃうし
っていうか死んでるじゃん普通に。

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このハゲ気味なのがOpheliaなのだが...

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哀れ、Cheogh(シオグ?シェオグ?発音不明)に連れてかれてしまった

かくしてCalebは復讐に向かうのであったというところである。

ストーリーはこんなもんだが、文章が出ることはないので知らなくても良い。

ココはゲームシステムの話。

前回のDOOMで話せなかった難易度の話をしよう。

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なんと全部で7種類と豊富だ

Still Kicking (まだ生きている)
これは最低難易度だが、FPSが初めて(これがFPS初めての人いるのか?)なら。

Pink on The Inside(少し生焼け)
やや難しくなったが、それでもまだまだ。 このゲームが初めてなら。

Lightly Broiled (軽く火が通ってる)
このゲームでは標準。  だがBuildエンジンのゲームなのでそれなり難しい。

Well Done(しっかり焼けている)
所謂ハードぐらいに当たる。 すでに難しいので強烈な難易度。
敵の配置数もどんどん増えていくので、弾管理もしっかりしないと酷。
ここから敵が投げるダイナマイトが1本からまとまったダイナマイトに。

Extra Crispy(外までカリカリ)
苛烈を極める。
敵の多さ、硬さ、痛さは最大級。
キツすぎてCoop専用難易度とか言われてる。
コレを一人でクリアできたら、真面目に他のゲームを考えたほうが良い。
他のゲームの最高難度と違い、敵が生き返るわけでもないのに難しい。

Made To Order(オーダーメイドで)
難しいってよりは、敵の強さを自分で調整できるのがウリ。
武器の命中率や攻撃の頻度も選べるので、自分だけの面白い難易度を作れる。
Fresh Supplyだと設定が多いが、GDXはやや少なく、NbloodやDosboxには存在しない。

こういう感じで、肉に纏わる感じになっていたりいる。
難易度選択のメッセが何かと面白いのが、当時の流行り。
Heretic/Hexenとか、Rise of the Triadとかもこんな感じだったり。

難易度の方はと言うと、筆者の雑魚いFPS力ではギリギリWell doneが限界。
相手の火力故にLightly Broiledでも相当難しいので、慎重に選びたい。

ココでの話は基本Well done基準で話していきたい。

エピソードって今で言うチャプターセレクトだよね

はい、これもDOOMで話し忘れました。

ベースの4つと、Cryptic PassageとPlasma pakのPost Mortemで6つある。
でも話自体は4つで完結するので、後の2個はオマケにも近い。

チャプターの最初に喋るセリフも紹介しよう。

The Way of All Fresh(肉体の道へ)
命を奪われたものの、墓場から起き上がったCaleb。 復讐の物語の始まりへ。 

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墓場からピッチフォーク一本、ジョークを言うぐらいには元気な男だ

この章のみ開始時にCaleb達が酷い羽目に合うムービーもある。
(上記のあらすじ)

Calebが最初に発する言葉、" I Live, Again! "
というセリフは"死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット"から。
(このゲーム、結構映画ネタが多いが死霊のはらわたは多めかも)

Even Death May Die(死すらも没する)
Cheoghを倒した後の物語。 Shialを倒すために北の大地へ...

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Calebは小さなボートだが、これから船が必要無くなるのはお互い様だ

ここでの"You're going to need a bigger boat..."というセリフは、
ジョーズのワンシーンの"We're gonna need a bigger boat"から。

Farewell to Arms(戦場よさらば)
Shialを討伐したCalebは、フランスの街へ。
最後の使者、Cerberusを倒すために...

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罪無き民間人も逃げ惑うが、Calebにとっては無害な物は存在しない

ココでは、"I'm gonna paint the town red..."と喋っているが、
このセリフに元ネタはない模様。
(バリバリ空襲しているのでそれもあるかも)

Dead Reckoning(死なる復讐)
舞台は山岳地帯に、Tchernobogの場所には後少し。 彼の復讐の話も僅か...

オリジナル版の最後のエピソードに当たる。
最後のエピソードということもあり、敵の数や装備の数も多く、ギミックも
嫌らしさをマシマシにしている。

お馴染みのセリフもなんとココに来てCaleb何も言わない。

残念。

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言うなら最初のここはフランケンシュタインのパロディだろうか

Cryptic Passage(極秘通路)
EP4の話から暫く後、船着き場から始まる。
カルパティア山脈の奥にある隠された不浄の城に巻物を取りに...

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ただの船着き場ではないのは見て取れる

これは所謂追加エピソードの一つ。
(残念ながらここでもCalebは何も言わない)

開発はDukeとかShadow Warriorの追加を作ってたSunStorm。
(Monolith製に比べるとややヌルゲーかも)

追加エピソードながら、今のゲームみたいにスゴイ追加武器とか敵はない。
Blood本編が本当に面白いと思ったならオススメ。

Tchernobogはどうなったの?って方は倒してないわけじゃないので大丈夫。

Post Mortem(死後分析)
ショッピングプラザを出発の地に、新たなる選ばれし者(Chosen)の噂を耳に、
滅ぼすべく冒険へ...

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Calebが何かを売買する時は喧嘩と鉛玉だけだ

"Everybody love somebody some times...not me baby"というセリフは
1964年にリリースされた"誰もが誰かを愛している"という曲のオマージュ。
(原曲にない"not me baby"というセリフはCaleb自身の事だろう)

これもPlasma Pakで追加されたエピソード。
だいぶ後付感があるのだが、当時のゲームではよくある話。

Plasma Pakの開発はMonolith、公式の追加コンテンツということになる。

Plasma Pakは所謂当時のアップデートみたいなもので、武器に新機能などが
追加されたのもこれの一つ。(この辺は後で書くとして)

新たな敵も登場するので油断ならない。

有料アップデートとか今で言ったら文句言われそうだが、97年だから今更大きな声で文句は言えないね。

DOOMGUYもニッコリの"火"力満点の武器装備達だ!

Bloodの武器達はビックリするほど火力があるというのは破壊力もさながら、
文字通り火を扱うものも多いのが特徴。

中にはこんなものも?って言うのが武器なのが魅力的。
例に漏れずこのゲームの武器はどれも強力で捨てがたい魅力があるのだ。

ピッチフォーク

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一般的な農具なので、なにかすごい事があるわけではない

あくまで農具なので、コレはちくちくする以外の用途はない。
一部の敵や、後記のフレアピストルと一緒に使う装備。

コレ単体でつつきに行くのは文字通り自殺行為。

フレアピストル

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なぜだかリロードはいらないが、連射出来るのはありがたい

本来なら信号弾として活躍するフレアだが、ここでは立派な武器。

当てるとくっついて、対象を燃やし始める。

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後は放っておけば弱い奴なら火だるまになっているだろう

即着弾ではないので予測はいるが、一度当たれば良いダメージが出る。
ただし瞬間火力は低いので、弱い相手ならちくちくすると丁度いい。

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ゾンビぐらいなら1発とコレで十分だ

セカンダリー攻撃で8発消費でダイヤモンド型に弾を飛ばし、爆発が起こる。

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見えにくいがしっかりダイヤモンド型だ

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大爆発を起こして大炎上、悲鳴を聞いて良い気分だ

ただし、弾薬が足りないと普通のフレア発射になってしまう。

入手する段階はエピソードによってマチマチだが、一度手に入れれば頼りになるアイテムなのは違いない。

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箱一個あたり8発、本体取得で9発 取得頻度は中なので使いすぎには注意

ソードオフショットガン

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銃身は1本でも十分だが、良い物は多くあればもっと良いのだ

誰もがFPSで使うことのあるだろうショットガンで、使い方は凄くシンプル。気に入らない奴に向けて引き金を引くだけで十分。

ゲーム中で使用頻度も弾薬も多く拾えるので、使う回数もその分非常に多いが飽きないぐらい楽しい。

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マップ配置やショットガン信者を倒したりで4発の散弾が出たりする

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こちらはマップ配置限定、30発ぐらいに見えるが取っても取得数は15発

あくまで水平二連なので2発撃つとリロードが必要。
だが、Calebは伝説のガンスリンガーなのでリロードは驚くほど早い。

他のゲームでもこれだけ早ければなぁ、と思ってしまうが壊れちゃうからね。

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走りながらに素早く正確に弾を込める事が出来るのも昔のFPSならではかも

プライマリで1発、セカンダリで2発同時発射。
ただし1発既に発射している場合はセカンダリでも1発になるので注意。
このゲームにリロードの操作なんて物は無いので、持ち変えると自動で装填。

基本人間だと基本的に2発以上要するが、至近距離で2発同時なら倒せる。

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逆に人じゃないとちょっと硬いけど威力と弾数に物を言わせよう

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死神だってチャンスを突けばイチコロで倒せる

DOOMほどコレの万能度はないけど、それ以上に強力。

正しく使えば素晴らしい働きというのが良いショットガンの姿だと思える。

トミーガン

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シカゴタイプライターと言われる物だがここではトミーガンで統一したい

性能的にはそのままSMGで、命中精度はフレアピストルほど良くはない。

純粋に遠くまで届く性能の武器としてはコレが一番普通。

所謂即着弾なので指切りである程度遠くまで届くが精度は流石にSMG。

プライマリで通常射撃、セカンダリで横薙ぎに射撃する。

通常射撃でも精度はマチマチだが、横薙ぎになると非常に広く、面制圧は○。

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正面の敵多数に横薙ぎに射撃するのはさながらマフィア映画だ

持てる弾数は多く、500発も連続で発射できる(しかもリロードいらず!)が、
消費弾数も冗談じゃなく、硬い敵にぶっぱしすぎると少し足りない。

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銃を持っていない相手を多数相手するなら悪い武器ではない

命中精度の低さが故、ちょっと遠い敵には指切り射撃を求められるが、このゲームでそれをする場面は多くない。(無いわけじゃないが)

ナパームランチャー

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燃え盛るナパームを球体にして発射するテクノロジーはどこにあるのか

ガソリン缶を拾ってるのに発射はナパーム、説明書ではIncineratorだったり、
説明は統一されないが早い話がこのゲームのロケットランチャー。

プライマリでまっすぐ発射される。

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使っているときの見た目や使い方はそのままロケットランチャーだ

ナパーム弾の名は伊達じゃなく、直撃と爆風に当たった相手を炎上させてしまうのである。

哀れ爆発に巻き込まれて死ななかった奴は、その後炎上で焼かれてしまうのである。

というか、そもそも爆風ダメージと追加の延焼自体が強力なので、下級の敵はコレに焼かれるだけで黒焦げになってくれる。

まぁコレを直撃で撃たれて死なない奴は大抵炎上でも死ぬか怪しいのだが。

セカンダリはスプリンクラーのように小さなナパームをばらまく。

消費は凄まじく、コレを一回使うのに12発消費する。
ナパームの所持数は100発が限界なので凄まじい消費と言える。

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大きな塊を一つ発射してから、コレが狙い通りじゃないと当たらない

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周囲にに爆発炎上をもたらすとんでもない機能だ

ただ、ナパームの弾薬が貴重故か、コレを使う機会はそう多くない。

本体、弾薬ともに6発取得故に、使いすぎるとすぐなくなる。

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弾薬の方はどう見てもガソリンだがナパームらしい

ダイナマイト

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ちょっと特殊だが、ガンスリンガーには付き物だ

コレを無しにBloodは語れないと勝手に思っている。
多分使用頻度はゲームの3,4割を占める。

昔のゲームで言う手榴弾的な使い方で、わざわざ切り替える必要がある。

難しい使い方は無く、投げる事でしか使用できない。

プライマリで着火、力を溜めて離すと投擲。 壁や地面、敵に当たると即起爆。

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曲がり角や窓から投げ込むのが一番マッチした使い方だ

セカンダリで着火、その後プライマリで力を溜めて投げる。

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持ち前のライターで着火、後は時間と力加減を調整だ

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長押しの赤いゲージの長さで力が決まる

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後は爆発を結果をじっくり待っておくだけ

ただし長く持ちすぎると導火線が燃えて自爆を起こすので注意。

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チリチリと燃えていき...

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哀れ爆発四散の無念

壁のバウンドが必須な状況等ではセカンダリ、曲がり角すぐはプライマリと、使い分けが重要になる。

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こういうシチュエーションでは今すぐに爆発が必要だ

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窓の向こうにいるの敵がわかっていて、先に倒してしまいたい所なら...

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ダイナマイトを投げ込めば問題は解決だ

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ここの右手だとプライマリが当たらないのでセカンダリで投げよう

ダイナマイトのシチュエーションは多いので、ケチらず使いたい。
同時に投げ方もしっかりとマスターすると楽しく使える。

補給はダイナマイト1個単体か箱一つで5個。

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ダイナマイト1個がいくつか置いてあることが多い

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箱のダイナマイトは貴重なのでしっかり回収だ

ついでに亜種が2種類あるのでサクッと紹介。

センサー爆弾

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設置して暫くすると起動、近付くと敵味方問わず爆発する

何故かこの時代にはよくあるセンサー式だが、実用性の薄さも愛らしい。

リモート爆弾

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プライマリで投擲、再度プライマリで起爆するシンプルな爆弾

手動起爆なので使いやすさは抜群。

スプレー缶

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一般的なヘアスプレーだが、ライターと合わせればそれだけで兵器になる

コレも武器なの?と言うところだが仕事はしっかりしてくれる。

プライマリで噴射攻撃、火に弱い敵だと非常に効果的。

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Monolith曰く、真似しないでねということらしい

セカンダリでスプレーに着火、投擲体制に入る。

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投げ方はダイナマイトと変わらない

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地面や敵に当たり、大きな爆発を起こすと...

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激しく炎上し、被害者は火だるまだ

1缶48発(発?) 一個を沢山拾うがスプレーを入れ替えるモーションはない。

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こんなの拾ってホントに沢山入っているのか怪しいが...

テスラキャノン

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偉人のニコラ・テスラの名前を取った武器だが、彼だって誇らしいほど強力だ

この時代でこのテクノロジーがあるのかはわからないが、一応存在している。

高威力な投射物を連射するエネルギー兵器で、威力は普通に高い。

爆発延焼、銃弾、呪い*攻撃に対して高い耐性を持つ相手でも火力で押せる。
(*下記参照)

硬い敵が現れたらこれに持ち替えるのが生き残るための正しい判断。

1トリガーで5発発射するので、下級の敵なら基本それだけで倒せる。

性能は死ぬほどぶっ飛んでいるものの、トミーガンほど持てず、250発ほど。

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弱い敵ならこれだけで感電させることが出来る

セカンダリはチャージして周囲に電撃のスプラッシュダメージを与える。

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距離を取らないとスプラッシュダメージを受けるのは自分もだ

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電気の通りにくい彼らでも流石にコレにはシビれた

骨が見えているコミカルな感じは所謂スタン(怯み)状態。

このモーション中は動けず、一方的に撃ち放題で、非常に倒しやすい。

中堅ぐらいの敵がまとまっている時に発射すると非常に効果的。

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どこに入れるかはわからないがコレが弾薬だ

本体取得で64発、弾薬取得で32発。

貴重な弾薬なので大事にしたい物。

ライフリーチ

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頭蓋骨なのに目玉が付いてるというのも不思議な話だ

グロテスクな見た目で、如何にも呪術系の装備なのだがしっかり呪術。

左クリックで魔法の弾を発射、炎と呪いの性質を併せ持つ。(ヒソカ)

コレが結構優秀で、呪いに弱い敵には基本倒せる。

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すんごい爆発を起こしているが、スプラッシュダメージは存在しない

ゾンビや人間に使うと、あっという間に倒せる。
(弾の性能をテスラキャノンと共有しているのか何故か人間だけは感電する)

炎の性質を持つので、呪いで殺しきれなければそのまま延焼で倒せる。

旧版だと当てるとヘルスを吸い取るという仕様もあったが、後に没収された。

ライフリーチの名はどうなってしまうのかと言うと、弾が無くなると命を代償に発射する。
(1発で1~2ヘルスずつ、1トリガーで12発ほど出るので15ヘルスほど消費する)

セカンダリはその場に設置、タレットモードになる。

武器から手を離すので、自分で発射は出来ないが敵に発射される。

こちらは弾切れでヘルスを消費しないが、弾が無ければ出ない。

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壊される心配もないので一方的に撃ってくれる

こちらは延焼効果を与えず、呪いのダメージのみ与える。

使い道はちょっと怪しい。

弾薬は封じられた魂なる恐ろしいアイテムで、青い頭蓋骨が写っている。

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ボクセルではなくスプライトだったりする

最大は100発で、一個あたり10個あたり取得出来る。(消費が激しすぎてきついが)

ブードゥー人形(呪い人形)

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見た目はまさしく呪いだが、誰にでも聞くんだからおぞましい

使用方法は対象に向けて針を刺すだけ、火器とは言えないが立派な武器だ。

ゲームが視界に入っていると判定したらだいたい当たる。

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空を飛んでいてもちくちくと呪ってしまえ

呪いのダメージを与えるが、アーマーを貫通する為か割と何にでも効く。

ただし外すと自分の指にチクリと刺してしまいダメージ(1~2)。

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いてっとなるが呪いが帰ってくるわけじゃない

セカンダリで残った効力を全て放ち、正面にいる存在全てに呪いをかける。

弾薬を全て消費するが、効き目はマチマチなので使う機会はあまりない。

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呪う対象は選べないが、この際何に当たろうが構わない精神で

ただしこちらは効き目が強くないので使用はおすすめしない。

これは外してもペナルティはない。

弾薬は補給手段がなく、割と貴重なので新しいものを取得する頃には使っておきたい。

武器は基本これで全部なので、ちょうど1~0キーまで使うことになる。
全く大変だ。

勝手に書いて悪いんだけどしんどいから多い奴だけ

いやまだあるのかよという顔をされるのもわかる。

でも主にこいつら無しで話は出来ないのである。

ちなみに彼らだが基本色変え以外は粘土人形をベースに作られている。
(写真取り込みという形で)

これはDOOMでもやってたね。

アックスゾンビ

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ゾンビだが噛むわけじゃない。(でも脳味噌が欲しい)

普通の雑魚敵だが、大群で来るので結構肉壁としてはそれなり。

個別ならフレアやショットガンの2発発射でいなくなってもらうのが楽。

団体なら爆発物などで一掃すると気持ちがいい。

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ジャンプで頭上を飛び回りながら爆発物を使うチャンスだ

火力が足りないと倒しても生き返ったりするが、声をしっかり聞いているとわかる。

信者

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このゲームのアイドル。

彼らも雑魚並だが、ショットガンを持っているのでダメージとかはダンチ。

こちらを視認した瞬間に射撃、ということもあるので侮れない。

何でも効くのでシチュエーションに合わせたアイテムで。

特に角待ちとかちょっと開けたエリアで待っているとかは大分しんどい。

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こういう所は鉛玉のシャワーで処理だ

防御アイテムなしで食らうと40とか食らう。

時折ダイナマイトを投げる。 Well done以上は塊のダイナマイトになる。

何語かわからない彼らの声が中々癖になる。

"Crudux Cruo!" やら "Maranax Pallex" だの "Caecux Infirmux"とか。

言ってることは"新鮮な血だ"やら"弱者に死を"だとか"不信者の余所者だ"
みたいな話なので歓迎ムードではないのは違いない。

なのに所々英語で"Ah it Burns"とか言い出すので英語圏の人なのかもしれない。

悲鳴はマジで癖になる。

攻撃を受けると裏返ったヒャーだのアッ-だの言っているの段々好きになる。

狂信者

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通称トミーガン信者。

上の信者とほぼ同じだが、こちらはトミーガンを持っている。

ショットガンに比べるとDPSは非常に高い。

距離を取ってもある程度当ててくるのでだいぶしんどい。

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狂ったように壁を撃ち続けてしまう謎のファナティック

こちらはダイナマイトを投げない。

侍者

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アコライトとも言う。

Post Mortemにだけ登場。

こいつは逆で投げ物しか使えない人達。

直接銃を撃つ事はないのだが、嫌な所で陣取って上から爆薬などが多い。

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上からホイホイと投げてくるので足を止めてはいられない

Well doneだとフレアを一発、ダイナマイトカス当たりを耐える。
ヘルスは他のと同じぐらいなので火耐性が強いのかも。

ただし至近距離で自爆して死ぬこともある。

熱心党

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ゼロットとも言われる。
同じくPost Mortemでのみ。

この人はトミーガン信者上位みたいな感じでテスラキャノンを撃ってくる。

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貴重なテスラキャノンをこれだけ普段遣いしたいものだ

大分痛いが移動していれば被弾は避けれる。

逆に彼らにはテスラキャノンは効き目が薄いので使用厳禁。

中身はトミーガン信者なのでやっぱり投げ物は使わない。

ガーゴイル

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こちらを発見すると高速で飛んでくる。

接近時は骨を投げたり、引っ掻いてくるが、結構痛い。

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所狭しと飛び回ってこられるとしんどい

炎や呪いに弱いのでどんどんぶっ放していきたい。

太ましい肉屋ゾンビ

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(Bloated Butcherの和訳って何よ..?)

見た目の通り太く、耐久が高めのゾンビ。

銃弾耐性は高く、トミーガンやショットガンだと時間を取る。
火炎が一番効き、二番に爆発物だが、爆発で吹っ飛んで殺しきれないこともある。

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Join us...と言いながら殺す気がしかないのはいつもの事だ

オゴオゴ言いながら距離があると吐きかけて攻撃したりする。
ちょっと近いと呪いダメージ(?)のある肉切り包丁を投げつけてきたりする。

ただしゃがんでいればそれだけで被弾率は0に近いので驚異ではない。

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これだけでどう頑張ってもゲロを当てることは出来ない

ギルビースト

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筋肉質な体にヒレ、サメの頭を持つ人形の生物。

地上ではゆっくり歩いてくるただの硬いゾンビだが、水中は見ての通り非常に素早くなる。

Calebの3倍のスピードで泳いでくるので撃つか陸に上がってしまおう。

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スピードは凄いが避けやすいので噛まれないように

地獄の猟犬

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ヘルハウンドとも言われる。

犬の鳴き声をするものの、毛が生えていないので見た目はグロテスク。

素早い足で接近した後、炎を吐いたり噛み付いてくる嫌な敵。

割とLightly Broiledで2体、Well doneで3体セットとかあるのが最悪。

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角を曲がって唸り声がしたら即座にジャンプ連打して強い武器を出そう

それなりに硬いのでテスラキャノンやショットガンを撃ちまくるしか無い。

小物達

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色々いるのだが蜘蛛は貼らない。

こいつらは小さい場所や変な場所で待ってることが多くいやらしい。

ネズミなんかは足を齧っては5ダメージぐらい入れてくる。
ホントに害獣だなコイツ。

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こんな大群で足首を噛んでくるんだから困る

手はカサカサと動きながら、こちらの首を締めようとしてくる。
インタラクトキーで解かないとそのまま死ぬまで締めてくる。

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掴まれてしまうと苦しそうな声で視界は点滅を始めるので要注意だ

素早く解かないとどんどん取れにくくなるので近かったら連打しながらぐらいでやってます。

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"I'll swallow your soul!" 魂食ってやる!とは死霊のはらわたネタらしい

蜘蛛はというと画像を貼れないので微妙だが、赤色と緑色の2種類。

赤い奴は噛まれるとグワングワンと視界が揺れてしまう。
弾もまっすぐ飛ばないので非常に厄介。

緑の方はやや大きく耐久も高めで、噛まれると視界が暗転を起こすように。
一瞬でも命取りという所か。

まぁ幸い爆発物を一つ投げるだけでおおよそ死に絶えるので今度からお家にはダイナマイトを一つ置きましょう。

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Toilet GrenadeならぬVermin Grenadeという所か

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おかげで殆どは死に絶えてくれた

ファンタズム

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どっからどう見ても死神だがファンタズムは亡霊や幻覚という意味。
移動中は実態がなく、攻撃が当たらないが、攻撃時にのみ実態が現れる。
ここで武器を使うわけだが、ショットガン以外は絶望的。

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出現する際は1~4体と多いので落ち着いて処理を

大きな叫び声を上げながら急接近し、鎌で一斬りしてくる。
ダメージは凄まじいので可能なら避けたい。

やや遠いと呪い属性の弾が飛んでくるがこちらは避けやすいので心配なし。


もっと書きたい所なのだが、ボスまで書いちゃうと面白くないので続きはやってみてな。(クソ攻略本)

敵にも耐性がある

一口に言っても誰にどれがあるとは言ってるとちょっと長くなる。

なのでココではサンプルを用意して、一人のブッチャーさんを使う。

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今日はよろしくおねがいしますね

彼にショットガンを2発発射を可能な限りぶち込むとしよう。

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倒すには倒せたが...

するとどうだろう、何と10発も必要としてしまうのである。

では他の武器を取ってみよう。

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見た目といい確かによく燃えそうではある

スプレー缶火炎放射をぶっ放してみよう。

何とこちらでは...

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すぐにも燃え尽きてしまうのであった

燃料は僅か22で済んでしまった。

ショットガンの弾薬は最大100発、スプレーは288と考えると、凄く節約。

しかもスプレーは燃焼ダメージがあるので、頑張ればもっと少なくなる。

他にもサンプルを出そう。

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今回協力してくれるのはこのガーゴイルだ

彼にも例のごとくショットガンをぶっ放そう。

人間ではないので容赦なく2発同時発射だ。

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勿論倒す事は可能だった

彼に挑む前に持っていたショットガンの弾は66発、なんと12発も使ったのだ。

勿論弾は多く拾えるが、可能ならケチりたいと言うのが人間の性。

じゃあ思い切って爽快な武器を使ってしまおう。

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ココで取り出したのは何とあの人形だ

こちらの人形はフルで100発、コレをどのぐらい消費してしまうのか。

この少し呪いの人形でチクチクした所...

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空を飛ぶ敵だが難なく倒せた

要した弾薬は15発、ショットガンと比較するとやや多めには感じる。

だがどうだろう、ココは密室だったがガーゴイルは飛ぶ敵なのだ。

ここはショットガンの本領発揮だったが、もしココが違うエリアだったら?

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こういうエリアではガーゴイルの本領だ

こういう所になってくると流石にショットガンではしんどい。

人形は狙ってさえいれば散弾が外れる心配がないのも大きい。

というわけで、敵も受ける攻撃によって倒しやすさがぜんぜん違うのである。

故に、弾があるからと言ってこれだけあればと言うシチュエーションがない。

色んな武器を使う楽しさが好きならコレは本当にやめられない。
脳汁ドバドバである。

曲と世界観のマッチが最高すぎて雰囲気がスゴイ

今作は古いゲームなので、Midi版とCD版がある。

Midi版は数が多く、PC内臓の音源によって曲が全く変わるのが良い。

CD版はクリアで、ダークな世界をパーフェクトに表している。
数が少ないのが惜しい。

どっちが良いという訳ではなく両方最高しか言えん。

動画はRedbook版のCD音源BGMのUnholy Voice(不浄の音吐)

(Midi版の単体は探せなかったのが惜しいばかりでしょうがない)

英語ではatmosphereと呼ばれる言葉をどう訳せばいいかわからなかったのだが、とにかく雰囲気は完璧。

多くを語らないダークな世界観とそれに負けない不気味なBGMが合わさって、孤独感が凄くブーストされる。

下手したらガチのホラーゲームになってたかもしれない。

やっと最後の話か...

いやぁ長かった。

この手の長話ってどうやって切ればいいかわからない陰キャだからちょっと雑な終わり方になってしまうかもしれないけどごめんな。

結局、自分でも古いゲーム全部遊ぶってわけでもなく、今の時代も負けないゲームだから遊んでいるんだと思う。

DOOMもBloodもそれなりmodがあるからやってるし。

まぁなんだ、興味があったら手にとって欲しい。

SteamのFresh SupplyはSteam通しでCoop出来るから!

最後はmemeで締めちゃおう。
DOOMで忘れたけどコレ無しは俺らしくない。

なんでこのニッチな動画あるんだろう。

…だいぶ長く書いちゃったけど大丈夫かコレ?


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何だこのオチ。