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【日記】うまトマは強かった/2023.08.26

ZOZOTOWNで秋服見てたらこんな時間になっていた。日記を書いて一日を締めよう。

松屋のうまトマハンバーグ定食を食べた。数日前から、今日の昼に食べることを密かに計画していた。にんにくたっぷりのハンバーグを平日に食べるわけにはいかないし、明日は誰かと会う予定も無いし、もしかしたら8月いっぱいで販売終了してしまうかもしれない。チャンスは今日しかなかった。

朝、目が覚めた瞬間から気持ちは昂っていた。早起きして軽めの朝食をとる。どきどきしながら用事をいくつか済ませて、昼過ぎに松屋へ向かった。一度に全部食べ切れるか不安だったので、テイクアウトすることにした。

ほんのり温かいうまトマを、倒れないように優しく後部座席に乗せる。あっという間に車内はうまトマ臭に包まれた。すき家とかマックに寄った時もそうだけど、ご飯を家に持ち帰るときに車の中がご飯の匂いで充満するこの感じが好きだ。匂いによって空腹感が極限まで高まって、早く帰りたくなる。なんなら途中でポテトとかつまみたくなる。うまトマをつまむわけにもいかないので、寄り道せずに帰った。

レンジで温め直すと部屋中がにんにくの匂いでいっぱいになった。想像以上に匂いが強い。どきどきしてきた。
ひと呼吸おいて、食べる。おいしい。でも、ものすごく正直な気持ちを書くと、かなり味が濃くて驚いた。想像していた5倍は濃い。味わうまでもなく、味の方から殴りかかってくる。口に入れた瞬間に勢いを持ってぶつかってくるうまみと塩っぱさに思わず笑ってしまった。

ハンバーグ自体はそんなに味が濃くなかったので、たぶんトマトのソースが濃いめなのだろう。半熟卵と一緒に食べるとだいぶマイルドになった。卵があってよかった。チーズが乗ったやつにしてもよかったかも。

注文する時に「食べ切れないかもしれないし、ライス小盛にしようかなあ〜」とか呑気に思っていたけど、並盛でも足りないくらいだった。いや、お腹の容量的には並盛で十分だったんだけど、あまりにもご飯が進みすぎる。

でも、この味を強く求めている人がたくさんいるのはなんかわかる気がする。この刺激はうまトマでしか味わえない。他の料理にはない刺激がある。中毒性高そう。
味に「強さ」を感じたのは初めてだった。にんにくのせいか、トマトの酸味とか味の濃さのせいかわからないけど、食べているだけで内から力が漲ってくる感覚がある。これ一食で得られるエネルギーは計り知れないし、カロリーが高いのも頷ける。

もし夏以外の季節に食べてしまったら、うまトマの持つパワーを体が受け止められない気がする。わたしの身体という器に対して、うまトマの持つエネルギーはあまりに熱くて大きい。あふれてこぼれてしまう。食べ終えたあと、なんだか力を持て余しているような感覚になった。
これは間違いなく夏の食べ物だ。夏の暑い日に、カウンター席で額に汗をかきながらかっ食らうための料理。そういうシチュエーションで食べるのが、たぶん一番おいしい。でも、涼しい室内で静かに食べるのもそれはそれで楽しかった。しばらくはにんにくの匂いを放ちながら過ごすことになりそうだ。

満腹で苦しくて横になっていたら、母がシャトレーゼのシャインマスカットのケーキを買って帰ってきた。わたしの体調回復祝いで買ってきてくれたらしい。我が家ではお祝い事がないとケーキを食べることができないというゆるやかなルールがあるので、資格試験合格祝いとか仕事お疲れさま祝いとか、みんながなにかと理由をつけてケーキを買ってくる。

嬉しかったし、すごくおいしかった。でも今日の摂取カロリーを思うとちょっと不安になった。明らかに食べすぎている。でもまあ、明日から調整すればいいか。お腹とおしりも気になってきたし、筋トレも少しずつやっていこうかな。うまトマで得た莫大なエネルギーをちょっとずつ消費しながら生きていきたい。

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