“福神漬けの日” 赤と茶の違いは?
一般的に、毎月29日は「ニクの日」として広く認知されているため、この日に合わせて肉料理を食べる人も多いと思います。給料日を25日に設定している会社も多いので、比較的フトコロがほくほくしている29日くらいだと
「たまには焼肉でも行くか」
となる人も多いのでしょうね。
そんなところではありますが、今回伝えるのは「ニクの日」についてではなく、7月29日の「福神漬けの日」について、です。
ちょうど今年(2022年)の7月29日は金曜日ということもあり、カレーを食べる人も多いだろうということで、福神漬けはネタとしてピッタリなのではないかと思います。
なぜ7月29日が「福神漬けの日」なのか
まず「福神漬け」はなんでこんな名前なのか、というところからの説明からになるのですが、これは“七種類の野菜を調味したしょうゆに漬けたもの”であることから、七つの野菜を七福神になぞらえて「福神漬け」という名称になったそうです。
そこで7月29日を729(しちふく)という語呂合わせにして、「福神漬けの日」として制定されたようです。
福神漬けの色の違い
日頃、カレーを食べるときなどに何気なく食べている福神漬けですが、あの色の違いについて「何でだろう?」と思ったことはないでしょうか?そして、「何でだろう」とは思ってもそこから深く考えたことはないですよね。
今回はこの色の違いについても見ていきましょう。
まず元々の福神漬けの色としては、茶色のものが本来の色だそうです。しょうゆ液に漬けるのでこんな色になるんですね。
ではよく見るあの赤い福神漬けはどうして生まれたのかと言うと、茶色のカレーに対して福神漬けも茶色だといまいち見栄えがしないから着色料により赤い色を持たせた、のだそうです。カレーはインドの料理なので、インドの調味料チャツネを真似て赤い色をつけた、とも。
たしかに赤い福神漬けが乗っていたほうが食欲をそそりますよね。“着色料”というとちょっと健康面を心配なさる方もいるかもしれませんが、基本的には植物性由来の色素を使用しているということなので、そこまで神経質に気にする必要はないかと思います。「どうしても気になる!」という人は茶色の福神漬けを買ってくるのが良いかもしれませんね(実はこっちも若干着色されていたりするのですが……)。
と、いうわけで「福神漬けの日」にちなみ今日は福神漬けについて話してみました。
「肉もいいけど、カレーもね」ということで、今日は福神漬けをたくさん乗っけたカレーを食べてみるのも良いのではないでしょうか。夏休み中ということもあり、子供たちも喜ぶことでしょう。
今回はこのへんで。
それでは、また。
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