なぜ感性や感覚を研ぎ澄ます必要があるのか

都会には人間が集中しています。
もちろん集中することのメリットはあって、そのおかげで経済や文化は発展してきたという事実はあります。
「眠らない街」という言葉も生まれたように、24時間人が溢れている場所もあって、自分もその中で遊んだり人と出会ったり、たくさんの経験をしてきました。

しかしその反面、一人で過ごす時間はあまり取れないし、仕事に追われて常に頭が働いています。
仕事でも失敗しないようにとか、結果を出さなきゃとか、認められなきゃいけないとか、何かと考え過ぎています。

プライベートでも人間関係で悩んだり、時代に取り残されないようにしなきゃとか思っていると、とても自分と向き合う時間なんて取れません。
なんとなくキャッチしていることに耳を傾けることもできないし、外からの情報に頼ることが多くなり、直感とかインスピレーションなんて受け取る余裕は持てないですよね。

でもこれだけはハッキリ言いますが、もう外からの情報に振り回されてる場合ではありません。
自分が何を感じているのかを常に知ることです。
ふとした時に降りてくるメッセージ、直感、閃きなど、見過ごしちゃダメなんです。
なんとなく嫌だなとか、ちょっとした違和感とかね。

これね、信じられないかもですけど、宇宙と直結して受け取っているサインだったりメッセージである確率がとても高いんです。
要はそれを認めるか認めないか、信じるか信じないかってこと。
なんとなくの時代の流れや向きを感じ取り、魂の声に従うことで運も開かれ物事がスムーズに進んでいきます。
そして流れに乗った時にはブレーキがかかったり、進行が滞ったりすることもなく、まるで最短コースを選んだような感覚になります。

だから自分の感性や感覚を研ぎ澄まし、自分自身がアンテナになることが超重要なんです。
特にこれからの時代はそうです。
情報が溢れかえり過ぎて、何が正しいのか偽りなのかわからないし、そもそもどうでもいい全く役に立たないものが多いですから、そこからチョイスすることは難しいってことは誰にでもわかります。

動物には大地震などの災害を事前にキャッチする能力があります。
沈没する船にはネズミが乗らないという話も有名です。
これは特殊な能力ではなくて、本来人間だって持っているものです。
なんとな〜く感じ取っていても、頭で考えて否定したり一瞬の気の迷いだと見ないふりをすると、その能力が退化します。

行こうと思っていたけど、なんとなく今日はやめておこう。
この話はありがたいけど、今回は見送ろう。
久しぶりにふと思い出したあの人に、ちょっと連絡してみようかな。
こういったことがある種の「感」です。
実際に行動に移してみると、それがどういう意味だったのかがわかるし、すぐに解明できなくても、1年後に「なるほど!」となることもあります。

とにかく自分の感覚を信じ、自分軸を持ち、精神的に自立すること。
これがこれからの時代を生き抜くのには最も大切なことです。
いらない情報は断捨離です。
「個」としての自分を確立することが、「生きる」ことに直結するということを覚えておきましょう。


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