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溶けたキャンドルのろうは、どこへ行くの?吸ってしまっていないのか?


こんにちは、Wakaです。

今回は、溶けたキャンドルのろうはどこへ行くか、

私たちは溶けたキャンドルを吸っていないのか、

ということについて、書いてみます。

キャンドルが燃える仕組み

まず、キャンドルの芯に火を灯すと、その熱でワックス(ろう)が溶け、その液状に溶けたワックスが、芯をつたって吸い上げられ、気化します。

気化したワックスは、炎の中や炎の周辺で分解されて、空気中の酸素と結びつき、燃焼します。

その後もワックスが燃料になり燃え続けます。

キャンドル(ワックス)は何でできているか

ワックスは、炭素Cと水素Hでできています。

液体のワックスが気化すると、炭素(C)と水素(H)の原子になり、空気中の酸素(O2)と結合し、二酸化炭素(炭酸ガス)(CO2)と水蒸気(H2O)になって空気中に消えます。

気化したキャンドルを吸っていないのか?

キャンドルのワックスを吸い込んでしまっているかもしれない、という心配はしなくて大丈夫です。

気化したキャンドルは、炎のすぐ近くにあるのみで、キャンドルの火を消すと、すぐに無くなります。

また、火が強い時に出たり、消した時に出る煤(すす)は、炭素(H)の粒で、キャンドルが不完全燃焼している証拠です。

それを防ぐためにも、キャンドルの煤や煙を出さないように、きちんとしたキャンドルの消し方や、キャンドルの芯のトリミングなども気をつけて下さい。

↓こちらでキャンドルの正しい使い方を説明しています。


理科の授業のようになってしまいましたね。。🐥


ソイワックスについては、こちらをどうぞ。


Waka

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