Windows 10 Mobileでは「Outlookメール」のアプリが標準メーラーとなります。メールの受信は「Outlook.com」「Google(gmail)」「iCloud」などから、複数のアカウントを設定できます。
ですが、設定したときに少し注意が必要です。
◆1.メールの受信頻度について
メールは当然、受信したら端末とすぐに同期して、すぐに通知してほしいものです。W10Mではこの同意の頻度を調整することが出来ます。
設定にアクセスするには、Outlookメールアプリを開き、右下の「…」を押し、アカウント管理 を開き、設定したいアカウントを選択します。
(OS設定からも開くことは可能で、その場合は 設定 > アカウント > メール&アプリのアカウント を開き、設定したいアカウントを選択します)
「メールボックスの同期設定を変更」を選択します。
「新しいコンテンツをダウンロードする頻度」の項目ですが、これが初期値では「使用状況に応じて」となっておりますが、このままだと使用状況によってはリアルタイムで受信してくれません。
ので、これを変更しましょう。リアルタイムで受信するには「アイテムの受信時」を選択します。選択したら、完了を押してアカウント設定の画面に戻った後、保存を押します。
◆2.アクションセンターへの通知設定は、Outlookメール側でも
メールを受け取ったという通知はアクションセンターで表示させることが可能です。ですが、OS設定の「通知とアクション」から、Outlookメールの通知を行うように設定しても、うまく通知されません。ここで躓いている人をよく見かけます。
これの原因は、Outlookメール側にも設定が存在しており、そちらの設定も変更する必要があるためです。
Outlookメールアプリを起動し、右下の「…」を押し、「設定」を開きます。開いた一覧から「通知」を選択します。
「アクションセンターに通知を表示」の設定がありますので、これをONにします。ここをONにしないとアクションセンターに通知が表示されません。
「通知バナーを表示」でトースト通知が出るようになり、「音を鳴らす」で受信時に着信音が鳴るようになります。ここと、アクションセンターの設定の両方がONになっている必要があります。
はじめてW10Mを買った人だけではなく、別端末に乗り換えた場合などに忘れやすい設定でもありますので、メールの通知がうまくいかない!というときはこちらの設定を見直してみてください。
yahooメールに至っては、アイテムの受信時の項目すら出ないよ。