IPv6とFirefoxとProxomitron

以前、WindowsXPにてIPv6を有効にした事があるのだが、すぐに無効にしてしまった。

今回、気が向いて再度IPv6を有効にしてみた。

あれこれやってみて、結局IPv6は何にも使う事ができないままになっているのだが、困った事が一つ発生している。

Proxomitronが何か「引っかかる」ような動作になってしまった事だ。これは、Proxomitron側でバイバスさせても一緒で、ブラウザ側でProxomitronを使わないProxy設定にするとこの症状は発生しなくなる。よって、Proxomitron側で何かが発生しているのだろうが…。IE7では発生しないので、Firefoxの線も考えられなくはないのだが…。

症状は画像の使用が多いサイトで顕著に現れる。画像のサイズは関係ない。アイコンのような、小さなサイズの画像でも多用されているサイトだと、引っかかる症状は発生し、画像の使用が極々少ないサイトだといたって快適のままだ。Proxomitron側の「ローカル接続の持続時間」を無効にするととてつもない事になり、ネットサーフィン(死語)どころではなくなる。

当初、DNS絡みの問題かと、パケットをキャプチャしてみたが、DNSの問題ではなかった。また、Proxomitron側をバイパスさせても発生するのだから(Proxomitronの)フィルタの問題でもないだろう。ただ、Proxomitoronにフックされている事によって発生する何かが原因なのだろうが、それが何なのかがわからない。Proxomitronのログを見ると、サイトによってはkeep-aliveを要求してもcloseされているコネクションが見受けられ(HTTP 1.1)、それが原因のような気もしなくもないのだが…、全てのサイトでそうではないし、困ったものだ…。

今は、IPv6を使わない、という対策でもいいだろうが、それでは数年後どうかわからない。数年後と言えば、Proxomitronの作者も若くして他界されてしまっているので結局Proxomitron自体が使えるかどうかもわからなくなるのだが。

できれば「○○の使用をやめる」という選択肢は取りたくないのだが、さてさて…。

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