ソースネクストのAcronis HD Utility Packに付いて

いわゆる「普通のＰＣ」のバックアップ用には低コストでいいのではないでしょうか？

ただし、自作ＰＣでWindowsのインストール時にドライバが必要なもの（オンボードのシリアルＡＴＡ、ＩＤＥでもRAID機能を搭載しているものなど）では、使えません。

自分の場合、ASUSのP5GDCV-Deluxe（Intel915G）を使用していますが、オンボードRAIDチップに接続されているＩＤＥポートにＨＤを接続しています。この状態でTrue Image Personalでバックアップを作成したものの、TrueImageのＣＤから起動したところＨＤを認識できませんでした。

私のような特殊な環境でない限り、Personal版でも十分だと思います。

Personal版で物足りないようだったら、TrueImage8.0をどうぞ、という意図でしょう。

機能の差については分かりませんがTrueImagePersonalはAcronis TrueImage6.0をベースにして作られている筈です。

OEM版ソフトなら、あの会社から販売されているものは手を出さないのが安全です。

OEM製品は元のメーカーのサポートは受けられませんから、販売した会社のサポートを頼るしかありませんが、あの会社のサポートは事実上あてになりません。

私の買ったソフトで、元のメーカーが不具合を認めて修正パッチを出していた製品のOEMソフトでも同じ不具合が出ていたのに、それを問い合わせると、
「そのような不具合は現在のところ当社には届いておりません」
とすっとぼけてくれた頼もしい実績もあります。おかげでそのソフトは処分するしかありませんでした。（返品可能期限を待っていたかのように、返事も牛歩戦術とは…）

いくら低価格でもまったく使い物にならなければ1円分の値打ちもありません。

Personal版を使っています。

機能の違いはおおまかに言うと以下のようなもんです。

1)バックアップイメージの保存先が、Personal版の場合
　IDE接続の内蔵HDDに限られること。
　もちろん一度内蔵HDDに保存したものを、書き込みソフトを使って
　CD-Rなどに焼いておけば、復元は可能です。

2)差分バックアップが取得できない。

直接外付けHDDだとかDVDドライブに書き込みたい場合や
差分バックアップを取得したいというのであれば、
プロトンから出ている本家のTrueImageを購入したほうが良いです。

逆にそのあたりが割り切れるのであれば、
ソースネクストから出ているPersonal版でも問題ないです。
ちなみにTrueImage Personal単品ですと
\1980だったはずです。