優しく癒される秋の七草 〜日本文化〜

こんにちは。日和のhinakoです。

10月になりました。日本の秋は、夏の暑さで疲れた身体と心を癒してくれる美しい風景と出会えます。毎日の通学、通勤、日常のお買い物…そんな時、道端の隅に「綺麗だな」「可愛いな」と思える小さな秋に出会うかもしれません。 今回は秋の七草についてご紹介したいと思います。

秋の七草と春の七草の違い

  • 秋の七草                   美しさを鑑賞して楽しむ事が主となる。中には薬として実用的に使用される。
  • 春の七草                   1月7日に七草粥を食し、正月料理で疲れた胃を休めると共に1年の無病息災を祈る。


秋の七草の種類

                         漢字のとおり、まさに秋を代表する草花です。お彼岸にお供えする「おはぎ」の名前の由来になっています。    尾花                       「すすき」の別名で、お月見に飾られています。すすきの穂が動物の尾に似ていることが由来です。                                 食べ物では葛切り、葛餅など、他に治療薬としても使われています。                      撫子                        清少納言は草花の中で美しさは第1級品であると「枕草子」で述べています。日本女性の清楚さを表現した「大和撫子」の「撫子」です。                   女郎花                       名前の由来として、美女を圧倒するほど優雅で美しいためという説があります。                藤袴                        花の色と花弁の形が袴に似ていることが名前の由来です。現在、絶命危惧種に指定されており、野生の藤袴はほとんど見ることができません。
桔梗                        桔梗はその形が武家で好まれ、家紋に用いられます。有名なのは明智光秀の水色桔梗です。

秋の七草の由来

『万葉集』の山上憶良の歌ニ首が秋の七草の由来です。

秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花

秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある


萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花

それは萩の花、尾花、葛の花、撫子の花、女郎花、また藤袴、朝貌(=桔梗を指す)の花である


昔から秋はいろいろな「〜の秋」として表現されてきました。どれも日本人の感性の豊かさを表していると思います。日常の慌ただしさや忙しさの合間に、季節が変わりつつある美しさに目を向ける心の豊かさを持ち続けていきたいと思います。



さて、最後にクイズです。下の草花の中に、秋の七草ではない草花があります。どれでしょう?🤔




答え💡 彼岸花

Myon
2020.11.10

七草粥、とても美味しいですよね、私も毎年楽しみにしているご飯の一つです。日本の四季に合わせてお花の鑑賞をするなんて、万葉集の時代から行われていたと知り、驚きました