JP2004164281A - Usb対応デバイスのシリアル番号設定方法 - Google Patents
Usb対応デバイスのシリアル番号設定方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】補助記憶デバイス使用せず、従ってシリアル番号の書込み設定作業を必要としないUSB対応デバイスのシリアル番号設定方法を提供することを課題とする。
【解決手段】デバイスがホストに接続されるかセルフパワーの場合は電源をONにするとハブがポートに電力を供給し、デバイスはpowered状態となり、ホストはデバイスをリセットする。リセットされたデバイスはdefaul状態となり、ホストはGet_Descriptorリクエストを送り、デフォルトパイプの最大パケット長を取得して、次にSet_Addressリクエストを送り、デバイスに任意のアドレスを割り振ると、デバイスはこのアドレスをメモリに格納し、Address状態となる。ここで取得したアドレス(1〜128のうち任意の値。)の番号をシリアル番号として設定する(シリアル番号設定処理1)。
【選択図】 図1
【解決手段】デバイスがホストに接続されるかセルフパワーの場合は電源をONにするとハブがポートに電力を供給し、デバイスはpowered状態となり、ホストはデバイスをリセットする。リセットされたデバイスはdefaul状態となり、ホストはGet_Descriptorリクエストを送り、デフォルトパイプの最大パケット長を取得して、次にSet_Addressリクエストを送り、デバイスに任意のアドレスを割り振ると、デバイスはこのアドレスをメモリに格納し、Address状態となる。ここで取得したアドレス(1〜128のうち任意の値。)の番号をシリアル番号として設定する(シリアル番号設定処理1)。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、USB対応デバイスのシリアル番号の設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、USB対応デバイスをホストに接続した場合、ホストのアプリケーションが前記デバイスと通信する前にそのデバイスに適したデバイスドライバを割り当てるために、そのデバイスがなんであるかを知る必要がある。そのためデバイスの情報をホストと交換するエニュレメーションを行っているが、その情報の内容の項目は規格で定められており、デバイスデスクリプタというデバイスのベンダIDや製品IDなどの情報を格納したデータをデバイスがホストへ送信する(非特許文献1を参照。)。
【0003】
このデバイスデスクリプタのフィールドのiSerialNumberはデバイスのシリアル番号を格納したデータのインデックスを示すもので、このインデックスによりシリアル番号のデータを呼び出す(非特許文献2を参照。)。このシリアル番号はデバイス1台毎に異なる番号を設定するため、デバイスに補助記憶デバイス(EEPROM、FlashROM等)を使用し、デバイス毎に固有のシリアル番号を設定していた。
【0004】
しかし、補助記憶デバイスは高価であるばかりでなく、シリアル番号をデバイス1台毎に書込み設定する必要があり、製造コストと時間がかかっていた。
【0005】
【非特許文献1】
Compaq Computer Co他,「Universal Serial Bus Specification Revision2.0」,USB Implementers Forum,2000年4月27日,p.261−p.263
【非特許文献2】
Compaq Computer Co他,「Universal Serial Bus Mass Storage Class Bulk−Only Transport Revusion 1.0」,USB Implementers Forum,1999年9月31日,p.9−p.10
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、高価な補助記憶デバイス使用せず、従ってシリアル番号の書込み設定作業を必要としないUSB対応デバイスのシリアル番号設定方法を提供することを課題とするものである。
【0007】
【発明が解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、ホストがデバイスに設定したアドレス番号をデバイスのシリアル番号とするUSB対応デバイスのシリアル番号設定方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例におけるデバイスのエニュレメーションのフローチャートで、1はシリアル番号設定処理である。このフローチャートに基づいて本発明にかかるシリアル番号の設定方法について説明すれば次の通りである。
【0009】
エニュレメーションでは、デバイスはUSBの規格に基づいてPowered、Default、Adress、Configuredの4つの動作を行う。そしてデバイスがホストに接続されたとき、あるいはセルフパワーの場合は電源をONにするとハブがポートに電力を供給し、デバイスは図1に示すようにpowered状態となり、ホストはデバイスをリセットする。リセットされたデバイスはdefaul状態となり、ホストはGet_Descriptorリクエストを送り、デフォルトパイプの最大パケット長を取得して、次にSet_Addressリクエストを送り、デバイスに任意のアドレスを割り振ると、デバイスはこのアドレスをメモリに格納し、指定Address状態となる。ここで取得した指定アドレス(1〜128のうち任意の値。)の番号をシリアル番号として設定する(シリアル番号設定処理1)。
【0010】
例えば割り当てられたアドレスが「2」の場合はシリアル番号のストリングデスクリプタのストリングに「2」を示すユニコードが設定される。
【0011】
次にホストはこのデバイスからデバイススクリプタを全部読み取る。この時、シリアル番号も読み取られる。そして、その情報を基にホストはデバイスに最適のデバイスドライバを探し、そのデバイスに対応するデバイスドライバがあればロードしてコンフィギュレーションをリクエストしてConfiguration状態となり、デバイスが使用可能となる。
【0012】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、シリアル番号としてホストがデバイスに割り当てるアドレスの値を設定することで、シリアル番号をあらかじめ設定する必要がない。従ってシリアル番号のための補助記憶デバイスを必要としないのでデバイスのコストと、シリアル番号の書込み時間のロスも削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデバイスのエニュレメーションのフローチャート。
【符号の説明】
1 シリアル番号設定処理
【発明の属する技術分野】
本発明は、USB対応デバイスのシリアル番号の設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、USB対応デバイスをホストに接続した場合、ホストのアプリケーションが前記デバイスと通信する前にそのデバイスに適したデバイスドライバを割り当てるために、そのデバイスがなんであるかを知る必要がある。そのためデバイスの情報をホストと交換するエニュレメーションを行っているが、その情報の内容の項目は規格で定められており、デバイスデスクリプタというデバイスのベンダIDや製品IDなどの情報を格納したデータをデバイスがホストへ送信する(非特許文献1を参照。)。
【0003】
このデバイスデスクリプタのフィールドのiSerialNumberはデバイスのシリアル番号を格納したデータのインデックスを示すもので、このインデックスによりシリアル番号のデータを呼び出す(非特許文献2を参照。)。このシリアル番号はデバイス1台毎に異なる番号を設定するため、デバイスに補助記憶デバイス(EEPROM、FlashROM等)を使用し、デバイス毎に固有のシリアル番号を設定していた。
【0004】
しかし、補助記憶デバイスは高価であるばかりでなく、シリアル番号をデバイス1台毎に書込み設定する必要があり、製造コストと時間がかかっていた。
【0005】
【非特許文献1】
Compaq Computer Co他,「Universal Serial Bus Specification Revision2.0」,USB Implementers Forum,2000年4月27日,p.261−p.263
【非特許文献2】
Compaq Computer Co他,「Universal Serial Bus Mass Storage Class Bulk−Only Transport Revusion 1.0」,USB Implementers Forum,1999年9月31日,p.9−p.10
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、高価な補助記憶デバイス使用せず、従ってシリアル番号の書込み設定作業を必要としないUSB対応デバイスのシリアル番号設定方法を提供することを課題とするものである。
【0007】
【発明が解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、ホストがデバイスに設定したアドレス番号をデバイスのシリアル番号とするUSB対応デバイスのシリアル番号設定方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例におけるデバイスのエニュレメーションのフローチャートで、1はシリアル番号設定処理である。このフローチャートに基づいて本発明にかかるシリアル番号の設定方法について説明すれば次の通りである。
【0009】
エニュレメーションでは、デバイスはUSBの規格に基づいてPowered、Default、Adress、Configuredの4つの動作を行う。そしてデバイスがホストに接続されたとき、あるいはセルフパワーの場合は電源をONにするとハブがポートに電力を供給し、デバイスは図1に示すようにpowered状態となり、ホストはデバイスをリセットする。リセットされたデバイスはdefaul状態となり、ホストはGet_Descriptorリクエストを送り、デフォルトパイプの最大パケット長を取得して、次にSet_Addressリクエストを送り、デバイスに任意のアドレスを割り振ると、デバイスはこのアドレスをメモリに格納し、指定Address状態となる。ここで取得した指定アドレス(1〜128のうち任意の値。)の番号をシリアル番号として設定する(シリアル番号設定処理1)。
【0010】
例えば割り当てられたアドレスが「2」の場合はシリアル番号のストリングデスクリプタのストリングに「2」を示すユニコードが設定される。
【0011】
次にホストはこのデバイスからデバイススクリプタを全部読み取る。この時、シリアル番号も読み取られる。そして、その情報を基にホストはデバイスに最適のデバイスドライバを探し、そのデバイスに対応するデバイスドライバがあればロードしてコンフィギュレーションをリクエストしてConfiguration状態となり、デバイスが使用可能となる。
【0012】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、シリアル番号としてホストがデバイスに割り当てるアドレスの値を設定することで、シリアル番号をあらかじめ設定する必要がない。従ってシリアル番号のための補助記憶デバイスを必要としないのでデバイスのコストと、シリアル番号の書込み時間のロスも削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデバイスのエニュレメーションのフローチャート。
【符号の説明】
1 シリアル番号設定処理
Claims (1)
- ホストがデバイスに設定したアドレス番号をデバイスのシリアル番号とすることを特徴とするUSB対応デバイスのシリアル番号設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002329352A JP2004164281A (ja) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | Usb対応デバイスのシリアル番号設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002329352A JP2004164281A (ja) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | Usb対応デバイスのシリアル番号設定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004164281A true JP2004164281A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32807379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002329352A Pending JP2004164281A (ja) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | Usb対応デバイスのシリアル番号設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004164281A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008055797A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Funai Electric Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2002
- 2002-11-13 JP JP2002329352A patent/JP2004164281A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008055797A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Funai Electric Co Ltd | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050815 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080428 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081209 |