JP2966531B2 - ウインドウ移動方式 - Google Patents

ウインドウ移動方式

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JP2966531B2 JP2410618A JP41061890A JP2966531B2 JP 2966531 B2 JP2966531 B2 JP 2966531B2 JP 2410618 A JP2410618 A JP 2410618A JP 41061890 A JP41061890 A JP 41061890A JP 2966531 B2 JP2966531 B2 JP 2966531B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理装置のマルチ
ウインドウ表示システムにおいて、複数のウインドウを
同時に移動させるウインドウ移動方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器やデータ処理装置におい
ては、複数の処理結果を切出して、同一ディスプレイ上
に表示させる、いわゆるオーバーラッピング形のマルチ
ウインドウ表示システムが広く使用されている。
【0003】マルチウインドウ形の表示システムにおい
ては、ユーザは従来、ディスプレイ上の任意のウインド
ウの表示場所を移動する場合、移動コマンドの選択、移
動させるウインドウの指定、ウインドウ移動後の座標位
置指定などの一連の操作を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチウインド
ウ形の表示システムにおいては、前述したように、移動
させるウインドウ毎に移動コマンドの選択、ウインドウ
指定、移動後の座標位置指定を行っていた。
【0005】したがって、複数のウインドウを同一方向
に同一距離だけ移動させる場合にも、ウインドウ毎に同
じ操作を繰り返さねばならなかった。
【0006】このため、ユーザの操作回数も増加し、ま
た、処理装置のプロセッサの処理時間も増加するといっ
た問題があった。
【0007】本発明は、ディスプレイ上のウインドウの
重り状態に対応した領域に分割して管理し、一度のコマ
ンドで複数のウインドウを同時に移動させて操作を簡単
化するとともに処理プロセッサの負荷を低減させるよう
に改良したウインドウ移動方式を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段を図1を参照して説明する。
図1は本発明の原理図である。
【0009】図1において、2は領域テーブルであり、
ディスプレイ領域を、重なっているウインドウの枚数に
応じた領域に分割し、分割した領域に属するウインドウ
群の識別子、領域の位置座標、領域サイズを格納する。
【0010】1は領域テーブル管理手段であり、ウイン
ドウの生成、消去、移動、重り状態の変更、アイコン
化、非アイコン化、サイズの変更など分割領域に変更が
生じる毎に、各領域毎の値を算出し、前記領域テーブル
2の格納データを変更する。
【0011】3は重り状態表示手段であり、前記領域テ
ーブル2の情報を元にして、指定された領域のウインド
ウの重り状態を表示する。
【0012】4は移動ウインドウ指定手段であり、移動
するウインドウ群および移動位置の指定を行なう。
【0013】5はウインドウ移動手段であり、前記移動
ウインドウ指定手段4によって指定された位置に、指定
されたウインドウ群の移動を行なう。
【0014】
【作用】図示しないキーボードまたはマウスよりウイン
ドウ移動指令が入力されると、移動ウインドウ指定手段
4が動作し、移動開始位置座標を得、領域テーブル2を
参照して、移動開始位置座標がどの分割領域に属するか
を判定し、その領域に属するウインドウの重り状態を、
重り状態表示手段3に指令してディスプレイ上に表示さ
せる。
【0015】次に、キーボードまたはマウスより移動す
るウインドウ群の選択、および移動方向、移動距離が入
力されると、移動ウインドウ指定手段4は指定された分
割領域に属する全てのウインドウの中から実際に移動す
るウインドウに対する移動後の位置座標を計算し、ウイ
ンドウ移動手段5に転送する。
【0016】ウインドウ移動手段5では、移動ウインド
ウ指定手段4で指定されたウインドウを指定された位置
座標に移動を表示する処理が行なわれる。
【0017】領域テーブル管理手段1では、ウインドウ
移動後の各分割された領域毎の値を算出し、領域テーブ
ル2の格納されているデータを更新する。
【0018】以上のように、ディスプレイ上のウインド
ウの重り状態に対応した領域に分割して管理し、一度の
指令で複数のウインドウを同時に移動するようにしたの
で、移動のための操作が簡単化することができるととも
に処理プロセッサの負荷を低減することができる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を、図2〜図8を参照して
説明する。図2は本発明の一実施例の構成図、図3は同
実施例のウインドウ移動の説明図、図4は同実施例の領
域テーブルの具体例、図5は本発明の移動ウインドウ指
定手段の動作フローチャート、図6はウインドウ移動の
マウス入力による具体例、図7および8は同実施例の重
り状態表示の具体例である。
【0020】〔実施例の構成〕 図2において、領域テ
ーブル管理手段1、領域テーブル2 、重り状態表示手段3、移動ウインドウ指定手段4およ
びウインドウ移動手段5については図1で説明したとお
りである。
【0021】10はデータ処理装置である。
【0022】11はマルチウインドウ処理プロセッサで
あり、ウインドウ表示のための処理を行なう。
【0023】12および13はアプリケーションプログ
ラムであり、ウインドウの生成、消去、移動、アイコン
化、非アイコン化等の処理を行うプログラムが格納され
ている。
【0024】14はディスプレイであり、ウインドウが
表示される。
【0025】15はキーボードであり、データの入力お
よび制御を行う。
【0026】16はマウスであり、キーボード15とと
もにデータの入力および制御を行う。
【0027】〔実施例の動作〕 ウインドウの移動を、
マウスを使って移動に関するデータ を入力した場合を例にとって説明する。
【0028】また、ディスプレイ14には、図3に示す
ように、A,BおよびCのウインドウが表示されてお
り、図3(A)に示すように、ウインドウAおよびCを
×印より↑印で示す方向に↑印の先端まで移動する場合
を例にとって説明する。
【0029】図3(A)に示すウインドウA,Bおよび
Cは各ウインドウとの重り状態より 、図3(B)に示すように、8個の領域に分割される。
【0030】領域テーブル管理手段1は、ウインドウの
表示が変化する毎に、各領域の値を計算して領域テーブ
ル2の格納データを更新する。
【0031】領域テーブル2はメモリで構成され、図4
に示すように、アドレスに対して、領域、ウインドウ、
座標、サイズなどのデータが格納できるメモリを有して
いる。
【0032】図4で示す領域テーブルのデータ格納値は
図3(B)に対応した状態を示して おり、アドレス1には領域がで、ウインドウの重り状
態がA,BおよびCで、最前面がA、次にB、最後にC
であることを示し、領域の座標(図3(B)の領域
の左上端)が350および300、サイズが200×1
00であることを示している。
【0033】マウス16よりウインドウ移動指令が入力
されると、移動ウインドウ指定手段4が処理を開始し、
図5で示すフローに従って処理を行なうようプロセッサ
11に指示を与え、処理を行なう。
【0034】処理S1 処理S1では、マウスでディス
プレイ上のカーソルを移動開始位置に移動させ、ウイン
ドウ移動指令を入力する。ウインドウ移動指令には、例
えば図6に示すように、2ボタンを有するマウスを使用
し、左側ボタンを押下する。実施例では、図3(A)の
×印位置にカーソルが有った時、左側ボタンを押下した
場合を示す。左側ボタンが押されると、その時のカーソ
ル位置の座標を読取る。
【0035】処理S2 処理S2では、処理S1で読取
った座標が分割された領域のどの領域に属するかの算出
処理が行なわれる。
【0036】処理S3 処理S3では、処理S2で算出
された領域のウインドウの重なり状態がディスプレイ上
に表示される。重り状態の表示は、例えば図7に示すよ
うに、図7(A)、(B)、(C)は同じ状態を表わし
ている。その状態とは、Aが最上層、続いてB,Cの順
に重りあっている状態である。実施例では、図7(B)
が表示される。
【0037】処理S4 処理S4では、重り状態の表示
に続いて、図6に示すように、マウスの左側ボタンを押
下したまま右側ボタンを押すと、図8(A)より(B)
の表示に変化し、右側ボタンを1度はなし再時押下する
と図(C)、以下右側ボタンを押下するごとに(D)、
(E)、(F)、…(H)と表示を変化する。図8で黒
く塗りつぶされたウインドウは移動するウインドウを示
している。
【0038】実施例ではウインドウAおよびCを移動さ
せるため、図6に示すように、マウスの右側ボタンを2
回押下すると、図8(C)で示す重り状態が表示され、
移動ウインドウ群の選択が行なわれる。
【0039】処理S5 処理S5では、マウスボタンの
左側を押下した状態でマウスカーソルを図3(A)の↑
印の先端に移動させ、図6で示すように、マウスボタン
の左側押下を解除する。左側ボタン押下を解除すると、
解除されたときのカーソル位置をウインドウ移動終了位
置と判断して座標を読取る。
【0040】処理S6 処理S6では、処理S1で開始
位置座標、処理S5での終了位置座標および処理S4で
移動ウインドウ群の選択データより、移動ウインドウ群
に対して、移動後の各ウインドウの座標を計算し、ウイ
ンドウ移動手段5に計算した位置にウインドウを移動す
るよう指令を発して処理を終了する。
【0041】ウインドウ移動手段5では、図3(C)で
示すように、指定された位置へウインドウを移動する処
理が行なわれる。
【0042】ウインドウの移動が終了すると、領域テー
ブル管理手段1は移動後の各領域の値を計算し、領域テ
ーブル2に格納されているデータを更新する。
【0043】なお、実施例では、移動データの入力はマ
ウスによっていたが、キーボードより入力させるように
することも、容易に実施出来る。
【0044】また、実施例では処理を行うプロセッサを
ウインドウ処理用として単独で設けていたが、データ処
理装置のデータ処理プロセッサで共用させることもでき
る。
【0045】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、そ
の発明の主旨に従った各種の変形が可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の諸効果が得られる。ディスプレイ上のウインドウの
重り状態に対応した領域に分割して管理し、一度の指令
で複数のウインドウを同時に移動するようにしたので、
移動のための操作が簡単化することができるとともに処
理プロセッサの負荷を低減することができる。
【0047】移動ウインドウ群の指定を、ディスプレ
イに表示する移動ウインドウ群の重り状態に対応する表
示の中から選択するようにしたので、移動ウインドウ群
の選択を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の同実施例のウインドウ移動の説明図で
ある。
【図4】本発明の同実施例の領域テーブルの具体例であ
る。
【図5】本発明の移動ウインドウ指定手段の動作フロー
チャートである。
【図6】本発明のウインドウ移動のマウス入力による具
体例である。
【図7】本発明の同実施例の重り状態表示の具体例であ
る。
【図8】本発明の同実施例の重り状態表示の具体例であ
る。
【符号の説明】
1 領域テーブル管理手段 2 領域テーブル 3 重り状態表示手段 4 移動ウインドウ指定手段 5 ウインドウ移動手段 10 データ処理装置 11 マルチウインドウ処理プロセッサ 12,13 アプリケーションプログラム 14 ディスプレイ 15 キーボード 16 マウス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドウが互に重り合って表示される
    マルチウインドウ表示システムにおいて、ディスプレ
    イ上のウインドウの重り状態に対応した領域に分割して
    管理する領域テーブル管理手段1と、各領域に属する
    ウインドウ群の情報を格納する領域テーブル2と、前
    記領域テーブル2に格納されている各領域に対応するウ
    インドウの重り状態を表示する重り状態表示手段3と、
    移動するウインドウ群および移動位置を指定する移動
    ウインドウ指定手段4と、前記移動ウインドウ指定手
    段4によって指定される位置にウインドウ群を移動させ
    るウインドウ移動手段5と、を備えたことを特徴とする
    ウインドウ移動方式。
  2. 【請求項2】 前記重り状態表示手段3に、移動するウ
    インドウを想定した複数の重り状態を表示させ、表示さ
    せた複数の重り状態表示の中から移動するウインドウ群
    を選択するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    ウインドウ移動方式。
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