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ピースボートで出会うデンマーク

ピースボートで出会うデンマーク
船旅で訪れる寄港地では、ピースボートならではの国際交流や見聞を深める多様なスタディ・プログラムを行っています。「ピースボートで出会う」と題して、それぞれの寄港地について、ご紹介します。

※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。
船旅で訪れる寄港地では、ピースボートならではの国際交流や見聞を深める多様なスタディ・プログラムを行っています。「ピースボートで出会う」と題して、それぞれの寄港地について、ご紹介します。

※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。

ピースボートで出会うデンマーク

ピースボートで出会うデンマーク
ドイツから北側に伸びる半島と周辺の島々は、北欧の玄関口として人気が高いデンマーク。実は、グリーンランドも国の一部です。

デンマークといえば、LEGOやアンデルセンと人魚姫、シェイクスピアの『ハムレット』の舞台となった世界遺産のクロンボー城などが有名です。

また、近年スローライフなどの潮流の中で広まる「ヒュッゲ」という概念の故郷でもあります。日本語の「ほっこり」に近い感覚と言われ、ゆったりとした時間を近しい人々とのんびりと素朴に過ごすことを大切にする文化です。

デンマークの首都コペンハーゲンは、比較的小さな都市ですが、歴史ある重厚な建築物からエネルギー効率の良い近代建築まで様々な建物が混在します。おしゃれなショップやカフェ、北欧デザインの品揃えが豊富で、散策やサイクリングにも最適です。
ピースボートで出会うデンマーク
デンマークは、小学校から大学まで無償で教育を保証する先進的な教育制度でも知られています。

大人になってから通う、生涯学習と教育による平和構築を推進する独特な住み込み式の学校である「フォルケホイスコーレ(民衆の高等学校)」もあります。

船内では、NGO Crossing Bordersの創設者であるガルバ・ディアロ氏を水先案内人に迎え、また現地につけばスタディツアーで、この学校を訪問して、この教育方針と実践内容について学びます。

ピースボートに乗船した方の中には、この学校に感銘をうけ、下船後、日本から留学をした方もいるほどです。
ピースボートで出会うデンマーク
北欧は古くから先進的な環境政策で知られており、デンマークも例外ではありません。

寄港時には、有機農場を訪問し、持続可能なエネルギー消費と農薬に代わる生物多様性について学ぶスタディ・ツアーも実施しています。

気候変動という地球規模の問題に対し、地元の取り組みがどのような解決策になりうるかを考える機会となります。
ピースボートで出会うデンマーク
2019年、デンマークは国内のエネルギー消費の47%を風力発電でまかないました。船で到着するときは、多くの洋上風力発電所を見ることができ、その規模を実感します。

ピースボートの「海洋と気候変動ユースアンバサダー」プログラムでは、第98回クルーズで洋上風力発電書を訪問し、再生可能エネルギーについて学びました。

また、デンマークのグリーンソリューション(環境にやさしい解決策)を革新的かつ創造的に紹介する「ハウス・オブ・グリーン House of Green」や、企業や団体が持続可能な解決策を見つけるためのSDGsコンサルティングを行う「サステニア Sustainia」も訪れました。
ピースボートで出会うデンマーク
デンマークのほぼ中央に位置するサムソ島では、1998年からわずか10年で二酸化炭素排出量を140%削減することができ、また、電力供給を100%再生可能エネルギーでまかなうことに成功しました。

これは島民の熱心な取り組みによるもので、「コミュニティ・パワー」として世界の注目を集めています。

この取り組みを推進する「サムソ・エネルギー・アカデミーSamsø Energy Academy」の学長ソーレン・ハーマンセン氏も水先案内人として、船内で、地域住民が持続可能性に向けた地域の取り組みに投資し、発展させることを可能にするコミュニティパワーの今後の役割について説明しました。
本文中に紹介した団体については、こちらのリンク(英語)からご覧ください。

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