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テーマ:楽天写真館(354468)
カテゴリ:山野草
☆ウォーキングコースのあちこちで、アキノタムラソウが咲き始めました。
☆アキノタムラソウは、本州以西に分布し山地や野原に生えるシソ科アキギリ属の多年草です。 ☆10段前後に輪生する花をつけます。花は、シソ科らしい花です。学名は、Salvia japonica。日本のサルビアでしょうか。花から2本ずつ突き出ているのは、雄しべです。 ☆アキノタムラソウの花のつくりは、花冠の大きさが1センチメートル前後で、上唇は直立し下唇は3裂、雄しべが2本、雌しべが1本で成熟すると柱頭が2裂します。なお、アキノタムラソウは、雄しべが先に成熟する雄性先熟の植物です。この花は雄性期で、雄しべが伸びて花粉を出そうとしているようです。 ☆これは雌性期の花です。雄しべは下に垂れ下がり、葯は花粉を出し終わりしおれているようです。雌しべの柱頭は2裂しており、雌しべが成熟しています。 ☆アキノタムラソウ(秋の田村草)の名の由来は、わからないようです。なお、同じ属にハルノタムラソウ、ナツノタムラソウもあるそうですが、見たことはありません。キク科タムラソウ属にタムラソウという植物がありますが、アザミに似た花と葉であり、関連はなさそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.07.28 05:44:05
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