PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
日本橋開通記念日(4月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日日本橋開通記念日(4月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月3日は「日本橋開通記念日」。今回は「日本橋開通記念日」の意味や由来を解説します。

また、「日本橋開通記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、「日本橋開通記念日」に似た広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の方や交通業界、宿泊施設関連、イベント企画などをされている企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「日本橋開通記念日」の意味・由来とは?

4月3日は「日本橋開通記念日」です。1911年のこの日に、東京都にある日本橋が木造から石橋に架け替えられ、その開通式を行いました

日本橋は江戸時代の1603年に木造の太鼓橋として建造され、何度も改修が行われていましたが、明治末期の1911年に石造りに建て替えられました。現在も残っている石造りの日本橋は、国の重要文化財に指定されています。

また、橋の中央には国道の起点となる「日本国道路元標」が設置されており、江戸時代から現在まで、日本橋は日本の道路交通の中心となっています。

「日本橋開通記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「日本橋開通記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「日本橋開通記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「日本橋開通記念日の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「日本橋開通記念日」を元に発信をする流れ

「日本橋開通記念日の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「日本橋開通記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「日本橋開通記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「日本橋開通記念日」を広報PRに活かしたい参考事例

「日本橋開通記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「日本橋開通記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.日本橋の桜と多様なコンテンツが楽しめるイベントを開催

三井不動産株式会社は、日本橋桜フェスティバル実行委員会が主催する「SAKURA FES NIHONBASHI 2023」の開催情報をプレスリリースで発表しました。3月17日から4月9日にかけて、日本橋に咲く桜とともにさまざまなコンテンツが楽しめるイベントです。

プレスリリースでは神楽団によるパフォーマンスや日本茶スタンド、日本橋のプレイヤーによるコラボレーション商品など、各企画をビジュアルとともに紹介。中でも、豊富な画像数と商品や内容に合わせて画像のサイズをつけて見やすく掲載した点がGOODです。記念日にちなんだ事例ではありませんが、バリエーション豊かな画像の構成が参考になるプレスリリースです。

参考:SAKURA FES NIHONBASHI 2023 開催 ~日本橋らしい「食」とイベントを通じて、人と人を“つなぐ”春の楽しみを提案

事例2.日本の美をチョコレートにデザインした新商品

株式会社目黒雅叙園は、2023年4月5日から発売する新商品のプレスリリースを配信しました。ミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」内の日本画や美術工芸品からインスパイアされた錦絵ショコラ「日本橋」をはじめ、複数の菓子商品をPATISSERIE「栞杏1928」にて販売。

3cm角のチョコレートのキャンバスに、彩色木彫板「日本橋」を再現しているのがユニークなポイントです。プレスリリースには、目を引く商品画像を複数掲載。記念日に関する発信ではありませんが、日本の美しい伝統と、チョコレートやフィナンシェといったスイーツを組み合わせた、ミュージアムホテルならではの広報PR事例といえるでしょう。

参考:【ホテル雅叙園東京】3センチ角の小さなアート 錦絵ショコラ「日本橋」、パッケージにもこだわった「セレクトボックス」などを新発売

事例3.1998年から続く日本橋・京橋エリアのアートイベントを開催

東京 アート アンティーク実行委員会は、4月27日から29日までの3日間限定で開催される「東京 アート アンティーク 2023〜日本橋・京橋美術まつり〜」についてプレスリリースを公開しました。

1998年に「日本橋・京橋美術骨董まつり」としてスタートした同イベントは、2010年に名称を改め、日本橋・京橋エリアの地域性を活かしたアートプロジェクトを実施。プレスリリースでは今回のイベント情報として、概要のほかにパンフレットダウンロードページを設けたり、会場の写真を掲載したりといった内容がGOODポイントです。

毎年恒例のイベントですが、開催前にプレスリリースで発信することで潜在層への認知拡大効果を高めています。

参考:「東京 アート アンティク」2023年4月27日~29日

「日本橋開通記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「日本橋開通記念日」の意味や由来、また「日本橋開通記念日」に似た橋の開通に関連する広報PR事例を紹介しました。

「日本橋開通記念日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、日本橋に関連した調査リリースを出したりするのも一案です。また、橋の周辺にあるさまざまな施設と共同でPR案を考えると、地域全体の活性化につながるきっかけになることも。

今一度、「日本橋開通記念日」をきっかけに自社製品やサービスの広報PRを検討してみてはいかがでしょうか。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ