3-13.管理不要になった端末をユーザーコンソール上から削除する
本サービスで管理する必要がなくなったクライアントを運用休止状態にすることができます。
休止したクライアントは、インベントリ収集や禁止ソフトウェアの起動制御など、すべての機能が使用できなくなりますが、必要に応じて復活することができるためライセンスを消費しています。復活処理をしたクライアントは、管理対象クライアントに戻ります。
本サービスの管理下から外す場合は、休止クライアントをユーザーコンソールから削除します。
対象クライアント:
オフラインデバイスの場合 [オフラインデバイス(Windows/Mac/Android/iOS)]として登録しているデバイスはライセンスを消費しているため、休止した場合も引き続きライセンスを消費します。[オフラインデバイス(プリンター/その他)]として登録しているデバイスは、ライセンスを消費しません。 |
クライアントの休止方法について説明します。
休止したクライアントの動作について クライアントを休止すると、インベントリ収集や禁止ソフトウェア制御などの全機能が使用できなくなります。(*) なお、休止したクライアントは、24時間ごとにシステムサーバーと通信します。これは、休止したクライアントを復活した際に、インベントリ収集、禁止ソフトウェアの制御などの機能再開に備えて、クライアントの状態をシステムサーバーで検知する必要があるためです。 *ふるまい検知機能を利用している場合は、ふるまい検知ライセンスも無効になります。クライアントを復活後に設定同期を行うと、ライセンスが有効になります。 |
QSエージェントがインストールされている場合 クライアントを休止すると、対象クライアントに配布されているQSエージェントはアンインストールされます。(*) また、LogAnalyticsコンソール/DefenderControlコンソール/ふるまい検知コンソール/ソフトウェア配布コンソール(が表示されているメニューから開く専用コンソール)からクライアントが削除されます。 *休止の設定がクライアントに適用されるのは、ユーザーコンソールで休止にしたあとの設定同期時です。 |
休止すると強制ログアウトされる場合 クライアントを休止しようとするとユーザーコンソールから強制ログアウトされる場合は、対象のクライアントからQSエージェントをアンインストールし、次のファイルを削除してください。 ・Windowsクライアントの場合:C:\ProgramData\QualitySoft\QSE\QSEAgent\Config\AgentID.dat ・Macクライアントの場合:Library/Application Support/com.qualitysoft.QSEAgentディレクトリ内の QSエージェントのアンインストールについては、以下を参照してください。 その後、QSエージェントが再配布されてからクライアントを休止してください。 QSエージェントの配布については、以下を参照してください。 |
1クライアントを選択する
(1) |
メニューから、[ハードウェア]を選択します。 |
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(2) |
左メニューから、[ハードウェア一覧]を選択します。 クライアント一覧が表示されます。 |
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(3) |
休止するクライアントのチェックボックスにチェックを入れます(複数選択可)。 機能アイコンが表示されます。 |
(1) |
から、[休止]を選択します。 |
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(2) |
確認メッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。 選択したクライアントが休止し、休止クライアント一覧に移動します。 |
3休止したクライアントを確認する
(1) |
をクリックします。 |
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(2) |
休止したクライアントが表示されていることを確認します。 |
プリンター情報と関連付けされている場合 プリンター情報と関連付けされている場合は、関連付けが解除されることを確認するメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると、プリンター情報との関連付けが解除されます。 |
クライアントの削除方法について説明します。
削除したクライアントの動作について ユーザーコンソールからクライアントを削除すると、本サービスの管理対象クライアントではなくなります。削除したクライアントを再び管理対象にする場合は、対象のクライアントからクライアントプログラムをアンインストールし、OSの再起動後に再度インストールしてください。 なお、ユーザーコンソールからクライアントを削除したあとに再登録を行った場合は、クライアントに新しいクライアントIDが割り振られ、新規のクライアントとしてサーバーに登録されます。 |
端末がリモートロックされている場合 端末がリモートロックされている場合は、クライアントを削除したあと設定同期時にリモートロックが解除されます。端末がリモートロックされているかどうかは、共通メニューの[(ログイン名)]→[コマンド実行結果確認]から確認してください。 |
QS版オプション製品を利用している場合 クライアントを削除した場合、LogAnalyticsコンソール/DefenderControlコンソール/ふるまい検知コンソール/ソフトウェア配布コンソールで非表示になるまで時間がかかることがあります。 |
1休止クライアント一覧を表示する
(1) |
メニューから、[ハードウェア]を選択します。 |
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(2) |
左メニューから、[ハードウェア一覧]を選択します。 クライアント一覧が表示されます。 |
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(3) |
をクリックします。 休止クライアント一覧が表示されます。 |
2クライアントを選択する
(1) |
休止クライアント一覧から、削除するクライアントのチェックボックスにチェックを入れます。 機能アイコンが表示されます。 |
3クライアントを削除する
(1) |
から、[ハードウェア削除]を選択します。 |
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(2) |
確認メッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。 選択したクライアントが削除されます。 |
4クライアントが削除されたことを確認する
(1) |
休止クライアント一覧で、削除したクライアントが表示されていないことを確認します。 |
クライアントの復活方法について説明します。
休止していたクライアントを再び管理することが必要になった場合は、復活させることができます。
休止クライアントの復活 休止クライアントからの復活について、次の注意事項があります。 ・スタンダードクライアント/リンククローンクライアント、またはMac/Android/iOSクライアントを復活したあと、システムサーバーに接続されるまで最長で24時間かかります。その間は、クライアントを制御できません。 ・オンデマンドクライアントは、復活直後からシステムサーバーに接続できます。 ・リンククローンクライアントでログオン状態の場合は、設定同期後システムサーバーに接続されるまでに最長で24時間かかります。ただし、再ログオンした場合は直ちに運用状態になります。 ・Androidクライアントを復活したあと、即時実行処理(インベントリ収集など)を行うと、すぐにシステムサーバーに接続できます。即時実行処理を行わない場合、システムサーバーに接続されるまでに最長で24時間かかります。 ・iOSクライアントを復活したあと、システムサーバーに接続して、JailBreak診断、位置情報の取得、アプリケーションポータルの機能が利用できるようになるまでに最長で24時間かかります。 |
QSエージェントがインストールされている場合 クライアントを休止すると、対象クライアントに配布されているQSエージェントがアンインストールされます。 そのため、休止したクライアントを復活させる場合は、QSエージェントの再配布が必要です。 |
1休止クライアント一覧を表示する
(1) |
メニューから、[ハードウェア]を選択します。 |
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(2) |
左メニューから、[ハードウェア一覧]を選択します。 クライアント一覧が表示されます。 |
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(3) |
をクリックします。 休止クライアント一覧が表示されます。 |
2クライアントを選択する
(1) |
休止クライアント一覧から、復活させるクライアントのチェックボックスにチェックを入れます。 機能アイコンが表示されます。 |
3クライアントを復活させる
(1) |
から、[ハードウェア復活]を選択します。 |
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(2) |
確認メッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。 選択したクライアントが復活します。 |
4クライアントが復活したことを確認する
(1) |
をクリックします。 |
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(2) |
クライアント一覧に、復活したクライアントが表示されていることを確認します。 |