『2008年購入→2017年に電解コンデンサー破裂し終了』 バッファロー HD-HC300U2 macsekさんのレビュー・評価

電解コンデンサ破裂＆液漏れ

つい先日のことですが突然「バチン！」と音が鳴り、鼻につく異臭が立ち込めて気がつくとこのドライブがOS上から見えなくなってしまいました。
購入から約9年経過し、それまで目立ったトラブル無く使用してきましたが寿命なのかな？その日は突然やってきました。

2つのネジを外してカバーを取っ払ってみると匂いの元凶が現れました。
当初はハードディスク本体の熱暴走で基盤が逝ってしまったと思ったのでまずは一安心。
基盤に4個あるうちの2個1組の電解コンデンサから白い何かが生まれてました。まぁこれは正常じゃないって一目でわかる。しかも焦げ臭いし。

ただそうなると中のハードディスクは少なくとも無傷だろうなということでSATAケーブルで接続。
やっぱり普通に認識して以前と変わらぬドライブレターが来ました。貴重なデータを失わずに済みましたとさ。
（ちなみに内蔵されてたハードディスクは当初のレビューで書いてた通りの「SAMSUNGのHD300LJ」）

「電解コンデンサ　寿命」でググると製造企業の見解とかwikipedia記事とか上位に出るので読むとおもしろい。
今回は単純に不運な個体に当たったのだろうと思う。

_/_/_/_/_/_/以下は購入当時のレビュー_/_/_/_/_/

バッファローの外付けHDDを違う型番のを３台使用しています。
購入時期は忘れましたが最初に『HD-HB250IU2』を購入。
http://kakaku.com/item/05384010434/

その次にこの『HD-HC300U2』を買い、今年はまた『HD-M500U2-WH』を買いました。（TurboUSB対応)
http://kakaku.com/item/05384012748/

使用用途は主にデジカメの写真とゲームをキャプチャーした動画ファイルの倉庫として使ってましたが、高bitrateや高解像度の動画を再生するには速度面で問題があり、コマ落ちや正常に動画再生ソフトが起動してくれなかったりと不便さがありました。
バッファローはのちのモデルでTurbo USB対応版を次々と発売し始めましたがソフトウェアレベルで旧機種も高速化できるわけではないため、結局新しいのも購入しています。
以下、HD Tune2.55とCrystalDiskMark2.1の速度ベンチマーク結果です。
ちなみにこの外付けの中身はSAMSUNGのHD300LJでした。（300GB/SATA-2/7200rpm/Cache:8MB/流体軸受）

●HD Tune: SAMSUNG HD300LJ Benchmark

Transfer Rate Minimum : 30.0 MB/sec
Transfer Rate Maximum : 32.1 MB/sec
Transfer Rate Average : 31.0 MB/sec
Access Time : 17.0 ms
Burst Rate : 25.9 MB/sec
CPU Usage : 3.9%


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CrystalDiskMark 2.1 (C) 2007-2008 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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Sequential Read : 33.293 MB/s
Sequential Write : 26.627 MB/s
Random Read 512KB : 23.346 MB/s
Random Write 512KB : 26.741 MB/s
Random Read 4KB : 0.548 MB/s
Random Write 4KB : 1.549 MB/s

Test Size : 100 MB

TurboUSB対応の500GBのベンチも測ってみましたが、そんなに大きな差が出なくてUSB2.0って結局こんなもんなんですね。