ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(DS)のレビュー・評価・感想情報

ＦＦXIIの続編ときき、発売される前からとても楽しみにしていました。
実際、やってみるとこれががっかり。
キャラクターの名前だけとったようなゲームで、このキャラクターじゃないと成り立たない！みたいなことは、なかったです。
ゲームを進めるにしても、戦略とかありそうですけど、やってみたら、とりあえず全員攻撃！！→すると、けっこう勢いでクリアできてしまいます。
なんだこれ？！ってショックでした。
バルフレアが好きだったのに、、、。
単発の違うゲームだったら、ここまで売れなかっただろうなあ。。

まず気をつけてもらいたいのはジャンル。
メーカーの発表では"RPG"となっていますが、実際にプレイしてみた感じだと
"RTS"(リアルタイムストラテジー)かと思います。
なので「FF12の続編のRPG」と思っている人にはおススメできません。
想像していたものと違うように思う可能性大です。
ただ、ゲームとしてつまらないかと言えば、そんなことは無く、
こまこましたキャラがよく動く実に楽しいゲームです。
ストーリーはFF12から1年後の話。
ヴァンが飛空挺を手に入れて空賊としてデビューしたところから話が
始まります。
なお、前作のメインキャラは全員プレイヤーキャラとして登場するので、
特定のキャラが好きだった人も安心です。
ゲームシステムは、ミッションを1つ1つクリアしていく面クリア型の作り。
メイン部分だけでも50くらいのミッションがありますが、1つのミッションが短く
テンポ良く終わるため、サクサク進めてあまりストレスは感じません。
難易度もそれほど高くなく、お手軽にRTSを楽しみたい人におススメだと
思います。
また、グラフィックもキャラクターはスーパーファミコン時代を
彷彿とさせるドット絵(しかも出来が良い！)なので、ポリゴン嫌いの
大人も楽しめるのではないでしょうか？
正直言ってやり込み要素はほぼ無いので、1回クリアしたら飽きるのも
早そうですが、値段もそれほど高くないので買って損は無いと思います。
移動中などちょっとした時間に手軽にゲームをしたい人は購入してみたら
いかがでしょうか？