shikumika’s diary

日々の事務作業で手間なことを簡単にできる仕組み(自動化、方法など)、困ったことの解決方法を調べた備忘録

ExcelやWordの作成者や最終更新者の名前を削除する方法 

Excel/Word/Powerpointなどで他者にファイルを送信する際に、作成者、最終更新者の名前を削除する方法です。ヘッダーやフッターの情報、非表示のワークシートなどのチェックと削除も可能です。

内容:

作成者や最終更新者の名前が表示されている状態

次のようにユーザー名が表示されている。

ユーザー名の情報が作成者や最終更新者に表示されている

作成者や最終更新者の名前が表示

名前を削除する方法

以降、「Microsoft® Excel® for Microsoft 365 MSO」(バージョン2401)の場合の手順ですが、WordやPowerPointも同様です。

1.「ドキュメント検査」の起動

「ファイル」-「情報」-「問題のチェック」-「ドキュメント検査」の順でクリックする。

「ファイル」-「情報」-「問題のチェック」-「ドキュメント検査」の順でクリック

「ドキュメント検査」の起動イメージ
2.ドキュメントの検査の「検査」をクリック

「ドキュメントの検査」の設定画面で、「検査」をクリックする。

コメント、ドキュメントのプロパティと個人情報などの検査対象を選択できる

「ドキュメント検査」の設定画面(「検査」のクリック前)
3.ドキュメントのプロパティと個人情報で「すべて削除」をクリック

検査結果を表示されるので、削除したい項目で「すべて削除」をする。

注意で「いくつかの変更は元に戻せません」とあり、バックアップ等をして実施する

ドキュメントのプロパティと個人情報で「すべて削除」をクリックする

「ドキュメント検査」の設定画面(「検査」のクリック後)
4.作成者と最終更新者のユーザー名が削除されている

上記までの手順で、作成者と最終更新者のユーザー名が次のとおり削除される。

なお、最終更新者が残っているケースで、上書保存で削除されることもあった。

作成者と最終更新者のユーザー名が削除されている

作成者と最終更新者のユーザー名の削除イメージ

参考情報(非表示シートの削除など)

ドキュメントの検査では、作成者のほか、ヘッダーやフッターの情報、非表示のワークシートなどのチェックもできます。

チェックできる項目名は以下も参考になりますが、「ドキュメントの検査」を起動して、直接確認した方がわかりやすいと思います。

learn.microsoft.com

以上、ExcelやWordの作成者や最終更新者の名前を削除する方法でした。